さよなら ―サハシ787 BUFFET CAR―
787系「つばめ」号ビュッフェ車輌 最終運転



1992年7月15日 往年の名門特急「つばめ」が九州に華々しく復活。
多様で豪華な車内設備のなかでも一際輝き、話題となったのが編成なかほどの「ビュッフェ」車輌でした。

すでに当時にして、供食設備としての食堂車は、豪華寝台特急と一部の新幹線「ひかり」で残るだけとなり、
経営面で安定しているとは言えないJR3島の「JR九州」が、座席数を割いてこのような設備を設けたことに、
かなりの驚きと同時に、「最初のインパクトだけで、数年で営業中止だろう」という憶測も当然流れたのでした。

あれから10年と7ヶ月。今ここに「ビュッフェ」車輌の営業は、遂にピリオドを迎えました。
しかしそれは、決して「営業施策の失敗」による赤字廃止ではなく、
九州新幹線へつながる「定員増」による客席への改造、つまり「発展的解消」としての営業終了でした。

華やかで多彩な「九州特急群」を語る上で、今までも、そしてこれからも必ず語り継がれるであろう
この「つばめ号のビュッフェ」の、まさに幕引きの瞬間を追いました。




羽田−福岡 スカイマークエアラインズ SKY001便


  特急つばめ19号 博多→西鹿児島
博多界隈〜つばめ19号入線〜さよならビュッフェ式典

博多駅発車〜ビュッフェへ〜セミコンパートメントでのひととき

車内に残る“ビュッフェ”を探して〜最後の舞台、終演のとき

西鹿児島駅到着〜FAREWELL“SAHASHI-787 BUFFET”


  特急つばめ16号 西鹿児島→博多
西駅に集う仲間たち〜鹿児島をめぐる

西鹿児島駅発車〜新生“つばめ”の旅、はじまる

エンターテイナー787〜ビュッフェはなくとも

博多駅到着〜スカイマークSKY012便









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