さよなら ―サハシ787 BUFFET CAR―
787系「つばめ」号ビュッフェ車輌 最終運転の続き


西鹿児島駅の駅舎屋上部分では、新幹線ホームの建設が真っ盛り。 工事の槌音が駅前広場に響き渡ります。
帰りは「つばめ」16号。 ホームでこんなのを見つけました。
入ってきた「つばめ」号はリニューアル前の「銀つばめ」でした。

Kazuoさんと遠森さんの話によれば、この編成はあの「GLAY EXPRESS」だった編成だそうです。
もっとも、今ではあのラッピングは跡形もありませんけどね。
帰りは私のリクエストに遠森さんが応えて下さり、ビュッフェ跡の改造客室の席を押さえてくれました。

ビュッフェが無くなった後も引き続き残った「セミコンパート」で、という話もあったのですが、
思わず「この席に乗ってみたい」と強く希望してしまって… 遠森さんありがとうございました!

天井にはビュッフェ時代の「スーパーエッグドーム」と飾り照明が残っています。
そのため天井が広々としていて、大変気持ちのよい空間になっています。
客室の片隅にはビュッフェ営業時代のギャレーをそのまま活かした車内販売準備室とミニカウンターがあります。
特急「ソニック」の、今もって使われていない「ミニカウンター」のような感じです。
この車輌の座席は「白いかもめ」「白いソニック」の普通車座席をリアレンジしたもの。
「白い〜」シリーズでは革製の座席が話題になりましたが、
「つばめ」ではデザインこそ同じものの、今までと同じタイプのモケットが使われています。
【13:25】「つばめ」16号は定刻に西鹿児島を発車。

市内観光の頃から強くなり始めた雨は、次第に激しい降りになってきました。 この先の遅れがちょっと心配になります。
ビュッフェが無くなり、メニューから温かい食事が無くなれど、多彩な商品を揃えた車内販売は継続中。
日替わりコーヒーを注文の時は、レディさんが「淹れたてをお持ちしますネ」と、
わざわざミニカウンターで落してくれた淹れたてコーヒーを持ってきてくれました。

これって、カウンターのあるこの元「ビュッフェ」車輌だけの特権かな…?!
「川内」に停車中の「つばめ」号。
単線区間が続くので、停車駅では下り列車との行き違いがしばしば行われます。

強い雨足ですが、「つばめ」16号は定時運転のまま発車。
ただこの先、行き違いの下り列車が遅れるとこちらにも当然遅れが…。




             






            
-SONIC RAIL GARDEN-
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