JR東日本 常磐線の電車
403系・415系・455系・E501系・E531系など
首都圏から放射線状に伸びる各線の中で、昔から特異な路線であり続ける「常磐線」
通勤圏内にデッドセクションを持つことから交直両流に対応した重装備の電車が走り、併走する新幹線を持たず、
取手までの常磐快速電車が同じ線路を走るがゆえに「快速」と「普通」の種別が複雑な関係となり、
ラッシュピーク時にも特急が15分間隔で次々と走るほどに「長距離通勤者」を抱える・・・・そんな不思議な路線が常磐線。
東海道の113系・東北高崎の115系が次々と消滅する中、孤高の走りを続けた「国鉄型鋼製電車・415系」も引退となり、
待望の2階建てグリーン車が走り始め、大きく生まれ変わる常磐線。
そんなエポックメイキングなこの変革の時に、「そういえばこんな時代もあったね」と記憶に残せるように。
普段はあまり通勤型電車に手を伸ばすことの無い「座席探訪」ですが、そんな思いからこのページを立ち上げてみました。
常磐線を地元の電車として使い、また長いこと通学で毎日乗った頃のことも思い出しながら、書き綴ってみようと思います。