JR東日本 常磐線 455系


        









        










        












        
上野から415系に乗って常磐線を北進すると、「水戸」や「いわき」あたりからちらほらと、駅やすれ違いで出会う455系。
彼らの姿に「東北の入り口まで来たなぁ」と思った18キッパーの旅行者も多いのではないでしょうか?

常磐線では特急「ひたち」(当時485系)が全盛を迎える以前は、455系の急行電車が主流でした。
主力は平(現:いわき)行の急行「ときわ」。
そこに盛岡行「もりおか」や仙台行「そうま」、小山・水戸線経由の「つくばね」が加わり、東北本線にも負けない急行王国でした。
急行全廃後、常磐路を走る455系はローカル運用に回り、水戸以北の常磐“北”線で3両〜9両の編成を組んで普通列車で活躍。
当初は国鉄急行色のローズピンクを纏っていましたが、JR化後にイメージアップのためグリーンのラインに変更。
ヘッドライトも角ばったケーシングデザインのものになり、だいぶ若々しい顔つきに変身しました。

車内は、急行時代のボックスシートをベースに残していますが、かなり改造の手が入っているので「国鉄時代」の雰囲気は皆無。
シートはバケット型になり、ボックスを形成するフレームも交換されています。そのため手すりや肘掛にも往年の姿はありません。
また、仙台地区の通勤電車運用に対応するため、デッキ寄りの席はロングシートに改造されています。
車内のシートモケットが3両単位で1両ごとに色違いとなっているのも大きな特徴。
水戸寄りから、クハ455「グリーン」−モハ454「ブルー」−クモハ455「レッド」で、ロングシート部もこのパターンが用いられています。
ボックス部・ロング部ともシートのクッションはかなり固め。
特にボックスシートは、背もたれと頭の部分のバランスがあまり良くなく、まだ415系のバケットシートのほうがマシでした。

デッキのトイレと洗面台は、クハ455を残して全て撤去。洗面台は特急タイプの温水給湯のものに取り変えられています。
トイレは変わらずのステンレス製の和式タイプ。トイレ・洗面台とも改造時期によって数バリエーションが存在しています。
モハとクモハのトイレ撤去跡はキレイに整備され、ゴミ箱が置かれたスタンドスペースとして生まれ変わっています。


2007年3月の改正では、E531系の本格投入により、水戸−いわき−原ノ町間の主力は415系1500番台とE501系に変わり、
455系は「原ノ町」まで行かないと見られなくなりました。
この455系も、仙台地区に順次新型車両が投入されると徐々に姿を消し、早ければ2007年末には姿を消す予定となっています。
































  ■ おまけ:JR九州の475系 ■
        
おまけ画像。455系の兄弟車「475系」に九州で出会った時の画像をお届けします。
        







     


        










        
常磐線の455系と似た、一部ロングシート化改造などが施されていますが、九州の電車のほうは座席回りが「国鉄時代」全開!
ブルーのモケットに丸みのある手すり、頭上の網棚はホントの「網」で、テーブルの下には「栓抜き」がひっそりと・・・
トイレや洗面台は、常磐線の455系のようなリニューアル改造はされていなく、ノスタルジックな雰囲気満点です。

グリーン車改造の先頭車には、ロングとボックスを左右交互に配置した電車や、
急行時代のグリーン席からリクライニング機構を取り払って、なんとボックス席風に固定したゲテ物電車もいました。






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415 

415-1500 

415-1901 

INDEX 

103 

E501 

E231 

E531 




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