さようなら 僕らの青い流星群
ブルートレイン「あさかぜ」に乗ってきました
1956年11月、日本初の「夜行寝台特急」誕生。 この本邦初の列車に付された愛称が「あさかぜ」。
1958年に登場した20系寝台客車。この「走るホテル」が最初に投入されたのも「あさかぜ」でした。
流れるような青い車体から“ブルートレイン”の愛称が社会の中で自然発生的に生まれるほどの人気を博し、
「寝台特急・あさかぜ」は日本国民から熱い羨望のまなざしを浴びる「夜のクィーン」の座へと一気に駆け上りました。
その後「さくら」「みずほ」「富士」「はやぶさ」「瀬戸」「出雲」など多くの仲間とともに夜から朝へと駆け抜け続けましたが、
新幹線の開業・延伸、航空機の台頭、車両の老朽化などで利用者の足は夜行寝台列車から急速に遠のいていきます。
時代が「平成」になるとこれら夜行列車は整理・統合・廃止が加速。今の惨憺たる状況はみなさんが一番よくご存知でしょう。
夜行列車・ブルートレインの代名詞であった「あさかぜ」、いくつかの岐路があったもののそのシンボリックな存在から
いつまでも走り続けてくれるだろうという予想と希望に反して、ついに運行終了がニュースされてしまいました。
半世紀もの間、毎晩東海道山陽路を疾走した青い流星群の一番星。
その輝きはいま、まさに追憶の扉の向こうへ・・・・・・。
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