YSじいちゃんに会いに行く夏
こだわりの乗り物で南国紀行
の続き



小倉の街歩きと九州鉄道記念館

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まずは腹ごしらえってことで、小倉駅のスタンドで「駅そば」ならぬ「駅うどん」を。

注文したのはもちろん「かしわうどん」。うどんが見えないくらいにてんこ盛りになったかしわ(鶏肉)の量にオドロキですが、 さらにビックリなのが、これだけのボリュームでたったの290円!

味のほうは・・・もちろん「う・ま・い・ゾ〜!
(by味皇様)」の一言です!

ちなみにプラットホームにあるこの店の名前は「ぷらっとぴっと」。
いったいどこからこのネーミングセンスが・・


3人で小倉駅の改札を抜けて駅の外へ出てきました。

ドドーン!と巨大な要塞のような小倉駅の駅舎。堂々たる佇まいです。


今日は「小倉祇園太鼓」という北九州を代表するお祭りの日だそうで、街のあっちこっちが 浮き足立った感じで、こちらまでワクワクしてきます。

小倉駅の1階ではJR九州のはっぴを着た人たち(JR九州の社員さん?)が、ドンドコドンドコ太鼓を叩いていました。


アーケード商店街へと歩みを進めると、あっちこっちに小さな山車や太鼓が。

今晩がお祭り一番の大盛り上がりになるそうで、夕方で福岡を離れる私は祭りのクライマックスを見ることができなくて 残念・・・。


さらにデパートのエントランスには、こんな看板が立ってました。

いよいよ新しい北九州の新しい玄関口も開港間近!
開港にあわせて、新規エアライン「スターフライヤー」が羽田〜北九州間で運行を開始するので、 来年の九州旅行の際にはぜひ使ってみたいですね。


公園には屋台の出店(でみせ)がいっぱい! やっぱりお祭りには出店ですよね。

立ち並ぶカラフルなテントに、見慣れぬものを発見。 
「はしまき」 ・・「はしまき」?

北九州出身のお2人に聞いてみると、割り箸にお好み焼きのようなものを巻いたものだそうで、 北九州ではメジャー、というよりお祭りではごくごく普通の食べ物だそうです。

うどんを腹いっぱい食べてなかったら、ぜひ挑戦していたんですが・・・満腹で買う気になりませんでした。残念!


グルっと小倉の中心部を見て、祭り気分を楽しんだ後、電車に乗ってさらに移動。

普通電車でやってきたのは、門司港駅。


門司港駅から歩いて5分。こちらの施設にやって来ました。

開館から2年経つのですが、その間に何度か九州へ来ているにもかかわらず、毎度時間的な関係で 立ち寄ることができませんでした。

「ついにやってきたぞ!」と意気揚々とした気分で館内へ進みます。




チケットを購入してゲートへ入ると、いきなりドドーン!とSLがお出迎え! かなりのド迫力です。
ほかにも九州ゆかりの機関車から、全国区で活躍した特急車が展示されています。
キハ07、485系、581系では車内の見学もOK!



高台にある本館施設へ。入場するとまずいきなり「ゆふいんの森II世」のラウンジで使われていたカウンターが、 実際の入場カウンターとして使われているのが目に飛び込んできます。

みんな大好き「運転台シミュレーター」。なんと実物の811系の先頭車が使われています!
これは数年前の鹿児島本線電車追突事故で廃車になったもの(事故車とは反対側の先頭車)が使われているそうで、 こんなカタチで余生を送ることになるとは、電車本人も思ってもなかったでしょうねぇ。


本館の2階は展示コーナー。鉄道に関する貴重な資料がテーマごとに並んでいます。

ズラリと掲げられたヘッドマークは、ファンなら思わず心の中で「おお〜っ!」と唸ってしまうことでしょう。
「さくら」のマークは、今年始めの「さよなら・さくら号」のイベントの一環として走行する実車に取り付けられたことが あるそうです。

一番上の「サザンクロス」を見ていると、ジョイフルトレイン花盛りだった頃が懐かしく思われます。


いまや「九州」とは切っても切れないほど、縁の深い列車となった「つばめ」号。
この記念館では「つばめ」のためにワンコーナーを割くほどのチカラの入れようです。

機関車の先頭を飾った歴代の「つばめ」のヘッドマークに、ボンネット特急時代の「つばめ」マーク。
一番上のは「超特急」と呼ばれた戦前の「つばめ」号の展望車のレプリカでしょうか。


「つばめ」のヘッドマークが並んでいる下には、歴代「つばめ」の鉄道模型が飾られていました。

151系時代の「つばめ」号は直流専用電車だったため、下関から先の関門トンネルから博多までの交流区間を 電気機関車が引っ張り、電源用の電車をかませて走るという曲芸運転をしていたそうです。
う〜ん、国鉄時代の「プライド」というか「意地」のようなものを感じますねぇ。




さらに奥へと進むと・・・日本の駅弁コーナーまであります。

駅弁コーナーなんですが、なぜか「つばめ弁当」「ソニック弁当」までエントリー(笑)
「TSUBAME」ロゴの入った「つばめビール」まで並べられていて、そっち系(どっち系?)のファンにはたまらない展示です。


ズラリ並んだ駅弁のパッケージを眺めていると、こんなものまでエントリーされていました。

おお、水戸駅人気駅弁「黄門弁当」じゃぁないですか! こんなところでお会いするとは・・・
さらにはこんなものまで並んでいるこのコーナー。


2階の展示コーナーを一通り見終わって・・・普通の博物館だったらこれで出口〜おしまいとなるところですが、 そうじゃないのがこの「九州鉄道記念館」です。

「ちょっとお茶して行こうか」と立ち寄ったのは、1階のカフェテリア。

もうあまりの萌え萌え爆裂で発狂寸前でしたよ、私は。
カフェテリアのカウンター、なぁ〜んと「つばめビュッフェ」に使われていた、アルミパネルのカーブカウンターじゃないですかぁ〜!!
さらにカウンターの奥にあるキャビネットも、ビュッフェで使われていた実物です!!


カフェテリアの窓際には、こんな丸テーブル。
見覚えありますよね〜。 そう!ビュッフェの窓下スタンドにあったテーブルで、実際に使われていた実物です!

「お店の屋号は“サハシ”とでも言うのかな〜?」と思っていたのですが、ネーミングはフツーな「ミュージアムカフェ・汽車ぽっぽ」だそうで。(フツーか?)


カフェで一息ついて外に出ると、またもやあやし〜い匂いをプンプンさせているものが・・・!

「ゆふいんの森I世」のリニューアル前に設置されていた「ギャラリーコーナー」の車内にあった木製ベンチです。
捨てたり売ったりせずに、こんなところへ持ってくるとは・・JR九州さんもなかなかやりますなぁ!


再び歩いて門司港駅に戻ってきました。・・・って、模型じゃないか!って?

門司港駅に確かに戻ってきたのですが、門司港駅の2階にある展示コーナーに寄ってみました。 遠森さんに連れられて来るまでは、こんなスペースがあるとは全然知りませんでした。

展示コーナーでは、ほかにも関門トンネル開通時の新聞などが展示されているほか、貴賓室も公開されています。






             




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