しばらく展望デッキで撮影をしていましたが、陽が高くなるにつれて、気温もグングン上昇していって・・・。 暑さに負けて、ターミナルの中に引っ込むことにしました。 搭乗手続きを済ませて、出発ロビーで飛行機を撮りながら出発時間を待つことにしました。 いやぁ〜、ターミナルの中は空調が効いていて涼しい〜! |
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これから搭乗する福岡行き3646便がスポットインしてきました。 機体番号は「JA8768」。今朝ほどデッキで見送った種子島行きの返し便です。 |
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ステアリングをいっぱいに切ってターンしながらスポットインするYS。 スマート・シャープさはないけれど、丸くて柔和な“しょうゆ顔”のYSは、 日本人が作り出した日本の飛行機なんだなぁという「嬉しさ」のようなものが込み上げてきます。 |
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そのままいっぱいにステアリングを切って、クルリンと転回。 |
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自走で270°向きを変えて、スポットイン。 ご自慢の自動格納のステアウェイを広げると、種子島からのお客さんがいっぱい降りてきました。 空港では、他のジェット機に並んでしまって小ささばかりが目立ってしまうYSですが、 こうして人間の大きさと比べると、「やっぱり大きいんだなぁ」と実感。 こちらからYS-11のステアウェイの動画が見られます。 (AVI形式/約30秒/約19MB/鹿児島空港で撮影/2005.07.16) |
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いよいよボーディングスタート。 昨日と同じように、バス搭乗ではなく徒歩で飛行機まで向かう搭乗。 ボーディングブリッジからエプロンに下り立つと、水平レベルにYS機が目に入り、ついつい駆け寄るように早足になってしまいます(^-^) |
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3機のYSが仲良く並んで、搭乗するお客さんと出発時間を待っているという「幸せ」なひととき。 こんな光景がずっとずっと続いて欲しいと願わずにいられませんが・・・・YSに課せられたタイムリミットが、 それを許してはくれないでしょう・・・。 |
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昨日の搭乗客はビジネスマンか観光ツアー客かの2極端な顔ぶれでしたが、今日は軽装の用務客や 福岡へ遊びに行くと見られる着飾った女の子グループ、旅行者風の学生さんなど、いろんな人が乗っていました。 この日、搭乗したのは「JA8768」。落成後インドネシアのボーラク航空に納入された、海外組の1機。 1978年に東亜国内航空へと移籍しJA8768で登録され「日本国籍」となる。その際YS-11A-200型からYS-11A-500型へ改修工事が行われている。 現存するYS機の中では唯一の「里帰り」機であり、海外在籍経験のある機体である。 |