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さてさて、1ビル展望デッキから2ビルの国内線ターミナルへ戻ってきました。
セキュリティゲートを抜けて、辿り着いた国内線出発ロビー。これまた日本の玄関口「成田空港」のイメージからは程遠い
こじんまりとしていて素朴な印象です。
今日のANA2179便に指定された搭乗ゲートは「B1」。リムジンバス搭乗のようです。
(全ての成田発着国内線がバス搭乗というわけではなく、パッセンジャーズ・ボーディング・ブリッジを利用することも
あるそうです。)
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ボーディングボードには「共同運航便」と海外エアラインが表示されています。
「国際線が発着する空港なんだなぁ」と思わせる、納得の一瞬です。
ちなみに国内線の出発ロビーにはソファーや椅子などが大変少なく、多くの人がじゅうたんの上に座ったり寝そべったりと、
これまた「成田空港」とは思えない光景でした。
(私もロビー内の柱にもたれ掛かって、じゅうたんに座って搭乗開始時間を待ちました)
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いよいよボーディングスタート。いつもの優先手続きが始まったので「スーパーシート」の私も優先手続きの列に並びましたが・・・
なぜか「こちらの列に並んでください」と、一般搭乗の列に並ばされました。
ここで列の案内をしていたのはどうやら新米のスタッフさんだったようで、なんか勘違いをしてた模様。
私のほかにもいたスーパーシートの利用者からも「え?なんで?」という戸惑いの声が聞かれました。
まぁ、そんなこんなで一般搭乗の列に並んで、バスに乗車。
ターミナル1階の「荷捌所」など、なかなかレアな風景を車窓に見ながら、バスはどんどん進みます。
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バスで揺られてやってきたのは、第2ターミナル北の隅っこにある駐機場。
これから乗るのはボーイング747-400「テクノジャンボ」。
「やっぱり『ジャンボ』はジャンボだなぁ・・!」
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タラップカーのそばに横付けされたバス。車内の乗客はみんな荷物を手にして降りる準備万端なのですが・・・
スチュワーデスさんが一人、バスの運転席に駆け寄って・・「もう来ちゃったんですか?」のような言葉をかけています。
どうやらまだ機内の準備が整っていないのに、ターミナルでボーディングにゴーサインが出ちゃった模様(笑)
っていうか、こんなんで大丈夫なのか、全日空?!
結局、巨大なエンジンを目の前に、5分ほどバスの中で待機させられました。
ヒコーキ好きの私は、エンジンとウィングレットを目の前で観察できてちょっと嬉しかったのですが・・
他の利用者からはもちろん不満の声が漏れていました。
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バスのドアが開いて、いよいよボーディングです。
飛行機を目の前に焦らされたこともあってか、なぜかみんな「我先に!」という勢いでバスを降りていきます。
「特急電車の自由席じゃないんだし・・」と思うのですが、やっぱりこういう時になんとなく先を争ってしまうのは
人間心理なんでしょうねぇ。(心理学とか全然分からないけど)
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