さようなら 僕らの青い流星群
ブルートレイン「あさかぜ」に乗ってきました
の続き


【寝台特急】あさかぜ 下関 16:50 → 東京 07:33

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岡山あたりで眠りにつきましたが、急に減速するような振動で目が覚めました。
「どこだろう?」と窓の外に目をやると、列車はゆっくり減速しながら駅のホームに入っていくところで、 寝ぼけた目をこらすとそこは「米原」。
昨日の「おやすみ放送」では、「大阪の次は静岡」と言っていたので、運転停車でしょう。

ペットボトルのお茶を一口飲んでまた寝ようとすると、反対側のホームに「サンライズエクスプレス」が 入ってきました。向こうもしばらく停まった後・・・・なんと!あとから来た「サンライズ」のほうが先に出発していきました。

あらら、特急に抜かれてしまった特急「あさかぜ」・・・・。


再び眠りに落ちると、夢を見ることもなく、今度は振動ではなく普通に目が覚めました。
外に目をやると、沼津を通過しているところ。この時間からの2度寝は寝過ごす危険があるので、このまま起きることにしました。


三島・函南と高速で通過して、丹那トンネルへ突入。
響くような轟音がしばらく続き、長い長いトンネルを抜けると・・・


熱海に到着。

見慣れたデザインの駅名表示板に、おなじみの湘南電車のグリーン車が目に映ると 「ああ、帰ってきてしまったなぁ・・・」と思わずにはいられません。


A個室の窓は山側を向いているので、廊下に出て朝日が昇るのを見ていました。

「根府川」駅の太平洋を見下ろすあたりで見えたのは、うっすらと太陽の朝焼けが生まれる瞬間!


廊下で外を眺めていると車掌さんが通りかかりました。
ダメ元でラウンジカーにある一般用のシャワー利用カードが余っていないか訊いてみると、まだ売れ残っているとのこと。 さっそく1枚購入してラウンジカーのシャワールームへ。

昨日のA個室専用シャワーがアレだったので、今日は程よい温度のお湯が浴びられるぞ!と思っていましたが・・・・ 昨日のシャワーのほうがまだマシでした(T_T)

お湯が出るまで冷水が延々と出続け、お湯の温度調節がまるでダメなのに加えて、出てくるお湯の量が不安定。 シャーと出ていたかと思えば、突然ブシュブシュと音を立てて噴き出すかのように暴発!  いやはや、せっかくの設備も、これでは利用者からすれば悪い印象にしかならなくなってしまいますね。。。


あんな状態のシャワーでしたが、なんとか身体を温めることができたのでヨシとしますか・・。

ラウンジカーにはまったく人影はなく、窓のカーテンは全て閉じられたまま。  一角のカーテンを開け放って、ひとり貸切状態で大きな窓から流れ行く朝の街並みを眺めていました。

そこへ車掌さんが通りかかり、丁寧にカーテンを1枚1枚開け始めました。 手持ち無沙汰だったので、私も車掌さんと一緒にカーテンを開けると「どうもありがとうございます」と 車掌さん。そこからちょっと話が弾んで・・・お話によれば「あさかぜ」号、いつもはもうちょっと乗っている人は多いそうです。


この電車が車窓に見えると、いよいよ東京が近いなと感じますね。

途中の駅や撮影ポイントではカメラを構える数多くのファンの姿が見えました。 寒い中おつかれさまです。いい写真が撮れましたか〜?!


こちらから朝の東海道線の車窓を撮影した動画が見られます。
(AVI形式/約1分/約10MB/音声なし/2005.02.01)





             




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