やや時間が押しぎみで、搭乗が開始されたのは定刻ドアクローズの8分前! 通常でももはや定刻出発はムリっぽいのですが、それでも「地上からの搭乗」は決行されました。 搭乗ゲートではご覧のような「搭乗整理券」を模したラストフライト搭乗記念証が配布されました。 これもスーパージャンボ就航当時、1979年時代のものを模したものです。 このラストフライト、どうやら「1979年就航当時」をキーポイントに演出されるようです! |
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PBBの脇にある階段を下りて地上へ降りると・・・・そこには「スーパージャンボ」!! 地上からジャンボ機への搭乗というのは何度か経験していますが、今日のドキドキ感はケタ違いです。 時間が押し気味ですが、もちろん「すぐに乗ってくださ〜い」という声掛けはなく、みんな 思い思いに「スーパージャンボ」が目の前に肉薄するウルトラジャンボっぷりに大興奮! |
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地上スタッフさんの手によって、こんな「横断幕」まで用意されていました。 |
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巨大なエンジンだって目の前に! 国内線専用機のB747SRである「JA8157」が海の向こうのはるか遠い国まで飛んでいけたのは、このエンジンがあったからこそ。 この長距離航行・大出力「CF6-50E2」エンジンを積んだ時から、 「JA8157」は国内線専従の鎧を捨てて、国際/国内線機のデュアルスペックをその身体に纏ったのです。 |
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普段は見る機会がほとんど無いと言っても過言ではない、主翼下のレジナンバー。 最後の最後で、この貴重なレジを間近に見ることができました。 |
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さて、タラップを上がって機内へ向かいましょう。 タラップを昇りきると、いつものようにCAさんの「いらっしゃいませ」のご挨拶ですが ・・・ヤられました〜!! そこにいたのはスーパージャンボ就航にあわせて当時一新された制服に身を包んだCAさん! ちょっと前に社会現象にもなったこの人形を機内誌や雑誌で 見ていたせいか「初めて見た」って感じではなかったのですが、生で見ると「ホントにこういう時代があったんだなぁ」とちょっと感動。現代のカチッとした制服に見慣れていると、このレトロっぽいところが逆に新鮮ですね。 全日空さんの「1979年就航当時」をキーワードにした演出、ここに極まれし!! |
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機内へと入ると、中でスタンバイしているCAさんも全員が「スーパージャンボ・コスチューム」の身を包んでいて、 気分はもう1979年〜! ちなみにこの便に搭乗する人のほぼ99パーセントが地上からの搭乗をした模様。 明らかにラストフライト狙いとは思えない、バリバリのビジネスマンですらも地上で携帯のカメラで撮影してから タラップ搭乗してました。 みなさん外での記念撮影に余念がないようで、すでに出発時刻を過ぎたこの時点でも、ご覧のように機内はガラガラ(笑) おかげですんなり自分の席まで移動できました。 |
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せっかくのラストフライトなので窓際席でフィニッシュを飾りたかったのですが、残念ながら窓際席は満席でした。 で、残った空席から私が選んだのはポートサイド最後列の通路側「64B」。 ここは2列席なので通路側でも窓がさほど遠くなく、その上最後列なのでリクライニングを遠慮なく倒せます。 (トイレも近いしネ(^_^ゞ) |
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窓際席の方がまだ来ていなかったので、ちょっと失礼して外の風景を・・。 地上にはテレビ局のクルーとおぼしき人の姿のほか、全日空のスタッフさんが続々と集まってくる様子が見えました。 そして、展望デッキのSR周辺にはたくさんの人だかり。 このラストフライトが土日だったら、展望デッキは鈴なりのスポッターが大集結していたんだろうなぁ。 |