青く広がるセントレアスカイ・吹き抜けるアーバンブリーズ
名古屋で新旧特急乗り比べの旅



【東海道新幹線】こだま563号 東京 7:23 → 名古屋 10:19

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今日も「つくばセンター」から高速バスで東京へ。

朝早い時間に東京駅を出る新幹線に乗る行程ですが、 常磐線は朝の時間帯も電車の本数が少なくて使いにくいです。 その点、高速バスは早朝でも12〜20分おきにバスが出ているので便利。

乗り場で待っているとやってきたのは関東鉄道仕様の「メガライナー」でした。


ド早朝ということで、乗客は少なく車内はガラガラ。
2階最前列席が空いていたのでこちらに着席。

日中は大渋滞でノロノロ運転になる首都高速線も、朝6時台ではこんな感じ。


ビュンビュン飛ばして、1時間強で上野駅前バス停に到着です。

上野駅からは山手線で東京駅へ。 山手線もラッシュ前で、ラクラク移動できました。


東京駅からは東海道新幹線です。

名古屋まで「こだま」号。東京−名古屋間の所要時間:約3時間。
「のぞみ」なら約1時間30分のところを、その倍をかけて移動しようという、いささか酔狂な行程ですが・・・

今回はあの格安新幹線プランの「ぷらっと・こだま」を使っております。


入線してきたのは300系。

「のぞみ型車両」と呼ばれ、羨望のまなざしを浴びた時代はとうに過ぎ去り・・・
いまでは「ひかり」にですら700系が台頭しつつあり、300系は「こだま型車両」になりつつあります。


名古屋までは「ぷらっと・こだま グリーン車プラン」でグリーン席を利用します。
本音をいうとなんのサービスもないグリーン席なんか使う気にもならないのですが、 「普通車プラン」の希望列車の窓際がことごとく満席だったため、仕方なくグリーン席にした、という次第。

ちなみに名古屋から東京への帰りも「ぷらっと・こだま」を使ったのですが、希望列車の窓際は満席だったため、 希望より1本遅い列車になりました。

意外と「ぷらっと・こだま」は人気のようなので、予定が決まった際にはすぐの購入をお勧めします。


グリーン車に乗ってくる人は少なく、ほとんどガラガラの状態で東京駅を発車。

普通車のほうは指定席・自由席ともけっこう席が埋まっていて、「のぞみ」主体の東海道新幹線になった後も 「こだま」の需要の高さが感じられました。


数分で「品川」駅に到着。

すっかり東京口の新ターミナルとして定着したようで、ここから多くの人が乗り込んできました。
ガラガラだったグリーン席にも10人ほどが乗ってきました。


テーブルを広げて朝ごはんをいただきます。
東京駅で購入したのは、愛知万博の開催を記念して企画・発売された「日本の味博覧」弁当。
中身は こんな感じです。ちょっと高級デパチカ幕の内弁当な雰囲気。

お茶缶には「JR東海・超伝導リニア館」のシンボルマークが入っていて、こちらも「万博記念」モノになっていました。


大きい(だけが取り柄の?)グリーン席でのんびりお弁当を食べて、ボーッと流れる風景を眺めます。

丹那トンネルを抜け、富士川橋梁を渡り、列車は確実に西へ。
この日は残念ながら富士山の勇壮な姿を見ることができませんでした。

この列車が車窓に見えると静岡駅に到着です。


意外なことに静岡駅でたくさんの人が下りて行ってしまい、グリーン車は再びガラガラになってしまいました。 普通車のほうもかなりの空席ができて、自由席では座席を向かい合わせて足を投げ出して座る人の姿も・・・

それにしてもこの300系は騒音がひどい車両ですね。車内にモーター音と台車の軋む音が響いてきて、 車内放送もまともに聞き取れないくらいです。
アッパークラスの「グリーン席」でこの程度の防音処理しかされていないのですから、普通車のそれにいたっては どの程度のものなんでしょう。
いずれにしても、このレベルの車輌にしてグリーン料金を徴収されたのではたまったものではありません。


単調な風景に、単調な車内。ちょっとばかり移動に飽きてきました。 こういう時に売店とか食堂車とかあると気分転換ができて、旅の印象も違ってくるんですけどね・・・。

ふとオーディオパネルに目が止まり、手持ちのiPodからイヤホンを抜いてオーディオパネルに差し込んでみました。 聞こえてきたのは・・・・「ザザー・・・・」「ジージー・・・・」って、オーディオサービスもまともにやってないのかJR東海!?




こだま号に乗っていると、ホントによく後続列車の追い抜き待ちに遭遇します。
おそらく待避線を持っている駅では、必ず追い抜きがあるのではないでしょうか。

しかも1本追い抜きどころではなく、追い抜き2本待ちなんてのもザラにあります。 このあとの豊橋でも2本追い抜き待ちでした。こうなると、もしかすると3本の追い抜き待ちする列車もあるかもしれません。

(ちなみに画像は浜松駅での2本連続追い抜き。)


浜松を出ると、やはり車窓の目玉は「浜名湖」のダイナミックな眺めですね。
海岸と湖畔の境目あたりでは、まるで海の上を走っているような風景が流れます。


こちらから東海道新幹線「袋井」付近の車窓動画がご覧いただけます。
(AVI形式/約1分26秒/47.8MB/音声あり/掛川〜浜松間で撮影/2005.04.08)


セントラルタワーが見えてくると、じきに名古屋に到着です。

東京から約3時間。なぜかグッタリとすでに疲れ気味・・・。
「やっと着いた・・・」 思わずそんな言葉が口から出てしまいました。





      




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