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南の国で“のりもの三昧”の旅 の続き



【超特急】KTX11号 密陽 13:18 → 釜山 13:52

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「密陽」駅の改札口は自動改札機ではなく、駅員さんが改札口で切符をチェックする昔ながらの方式。

韓国語で駅員さんの肉声放送が流れると、閉じられていた改札口が開けられ、待っていた人がなだれるように改札口を通りぬけてホームへ。 私もその波に乗ってホームへと出ました。

(後日知ったのですが、韓国では出発列車ごとの改札を行うらしく、実はこの時私が抜けた改札は、1本前の「ムグンファ」号の改札だったようです。 ・・・っていうか駅員さん、私が出した切符全然見てない?!)


本線はずれの留置線には、デッカいアメリカンスタイルのディーゼル機関車が停車していました。

ゴツゴツしたこのスタイル、日本ではあまり見かけませんね。


ホームの電光掲示板には「ムグンファ 釜山 13:04」と表示が出ていますが・・・

じきに自動放送が流れ出して…ひっじょーに聞き取り難い放送でしたが、英語放送で「レイトアライバル」が聞き取れたので、 どうやら「ムグンファ」号は遅れている模様!!

と、いうことは後続の「KTX」も遅れていると思うのが普通ですが、後続列車についての案内放送は一切無し。 ひたすら「ムグンファ」の遅れだけを伝えています。

「やべ〜、帰りの「ビートル」に間に合わないかも・・・」


またすぐに韓国語で放送が流れ、「お、来たか?ムグンファ!」と思ったら、 上り線をソウル行き「KTX」が爆走して通過して行きました。

「なんだ、通過列車の放送だったのか・・・」


その数分後、今度はソウル行きの「セマウル」号がこれまた通過。

通過列車がひんぱんにやってきて、待ち時間に厭きはしないのですが、 いかんせん遅れが気になって、気が気じゃありません。


およそ10分の遅れで「ムグンファ」号到着。

無骨なディーゼル機関車に続く、スマートな客車のアンバランスさが(笑)


とにかくこの「ムグンファ」号に乗りこむ人の多さといったら・・・

定時で走っていても、確実に後続の「KTX」に抜かれるであろうに。
利用者から「KTX」が敬遠されるシーンを間接的に見せられてしまいました。


「ムグンファ」号の一番後ろに連結されていた電源車。

・・・・20系客車?!



結局「ムグンファ」号は乗車に手間取って、ここでも遅延を発生させて発車して行きました。

そのすぐあとに今度は上り線を貨物列車が通過。

この貨物列車、ディーゼル牽引とは思えないスピードで突っ込んできました。
さきほどの「KTX」「セマウル」と比べても遜色無いスピード。確実に100km/h以上は出てます。





             




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