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「密陽」駅の改札口は自動改札機ではなく、駅員さんが改札口で切符をチェックする昔ながらの方式。
韓国語で駅員さんの肉声放送が流れると、閉じられていた改札口が開けられ、待っていた人がなだれるように改札口を通りぬけてホームへ。
私もその波に乗ってホームへと出ました。
(後日知ったのですが、韓国では出発列車ごとの改札を行うらしく、実はこの時私が抜けた改札は、1本前の「ムグンファ」号の改札だったようです。
・・・っていうか駅員さん、私が出した切符全然見てない?!)
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本線はずれの留置線には、デッカいアメリカンスタイルのディーゼル機関車が停車していました。
ゴツゴツしたこのスタイル、日本ではあまり見かけませんね。
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ホームの電光掲示板には「ムグンファ 釜山 13:04」と表示が出ていますが・・・
じきに自動放送が流れ出して…ひっじょーに聞き取り難い放送でしたが、英語放送で「レイトアライバル」が聞き取れたので、
どうやら「ムグンファ」号は遅れている模様!!
と、いうことは後続の「KTX」も遅れていると思うのが普通ですが、後続列車についての案内放送は一切無し。
ひたすら「ムグンファ」の遅れだけを伝えています。
「やべ〜、帰りの「ビートル」に間に合わないかも・・・」
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またすぐに韓国語で放送が流れ、「お、来たか?ムグンファ!」と思ったら、
上り線をソウル行き「KTX」が爆走して通過して行きました。
「なんだ、通過列車の放送だったのか・・・」
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その数分後、今度はソウル行きの「セマウル」号がこれまた通過。
通過列車がひんぱんにやってきて、待ち時間に厭きはしないのですが、
いかんせん遅れが気になって、気が気じゃありません。
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およそ10分の遅れで「ムグンファ」号到着。
無骨なディーゼル機関車に続く、スマートな客車のアンバランスさが(笑)
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とにかくこの「ムグンファ」号に乗りこむ人の多さといったら・・・
定時で走っていても、確実に後続の「KTX」に抜かれるであろうに。
利用者から「KTX」が敬遠されるシーンを間接的に見せられてしまいました。
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「ムグンファ」号の一番後ろに連結されていた電源車。
・・・・20系客車?!
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結局「ムグンファ」号は乗車に手間取って、ここでも遅延を発生させて発車して行きました。
そのすぐあとに今度は上り線を貨物列車が通過。
この貨物列車、ディーゼル牽引とは思えないスピードで突っ込んできました。
さきほどの「KTX」「セマウル」と比べても遜色無いスピード。確実に100km/h以上は出てます。
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