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改札を抜け、駅前の広場へ。
(実は改札で切符をもらうために「メピョ ジュセヨ(切符を下さい>記念に持ちかえらせてください)」と韓国語を覚えておいたのですが、
出場改札口は無人でした・・)
駅舎は堂々とした雰囲気ですが、いかんせん「KTX」のイメージと併せたであろう半円形の駅名表示板がミスマッチ・・・。
ちなみにここ「密陽」は、豊臣秀吉の朝鮮出兵に抗って蜂起を起こし、義僧軍を率いた西山大師ゆかりの地。
韓国では「ニンニク」の産地としても有名だそうです。
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駅前には、雑居ビルに入った小さな食堂がポツポツ見当たる以外には、店舗らしい店舗はありません。
・・・っと? こんなところにも「セブンイレブン」??
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で、そのとなりには「ファミリーマート」!?
日本のように、どこに行ってもコンビニがあるという便利さは韓国も同様のようで・・。
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「ファミリーマート」のほうに入ってみると、洗練さが無いもののディスプレイは日本のコンビニとほとんど同じ。
お菓子売り場で見つけたこちらのアイテム。
「ヒカリアン、こんなとこで何してんだい?!」
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コンビニの反対側にはご覧の通り、高層マンションが立ち並んでいます。
手前の閑散とした街並みと比べると、なんともアンバランスな・・・。
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バス乗り場には、古めかしいバスが停まっていました。
いったいいつ発車するのか、運転手さんは運転席でお昼寝してました。
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何かのお店あるのはわかるのですが、いかんせんハングル文字が読めないので、なんなのか見当もつきません。
「コーヒーの絵が出てるから、喫茶店かな?」
次回韓国に来るまでには、多少の韓国語を覚えてから来たいですねぇ。
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釜山へ戻る「KTX」までの下り返し時間は40分ほどで、早めに駅で待っていたほうが安全なので、
結局「密陽」は駅前を30分ほどプラプラしただけで終わってしまいました。
「密陽」駅の出発コンコースは、列車を待つ人でけっこうにぎわっていました。
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コンコースに立つ数本の柱。
このように八角形に格子状の意匠を施しています。
さらにコンコースの外に面した壁も、木の格子をモチーフにしたデザインとなっています。
儒教寺院のような雰囲気がありますが、前述のように高名な僧侶のゆかりの地なので、そういった意味合いもあるのかもしれません。
決して強く主張はしないけど、文化的な面を表立って表現した落ち着いた雰囲気にうっとり。
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・・・失礼して、ちょっとトイレへ。
(お食事しながらこのページを見ていらっしゃる方、スイマセン)
まあ、日本でも「駅にあるトイレ」っちゃ、こんなもんでしょう。
が、180度日本と違う点が!!
最初は「韓国でも駅のトイレのトイレットペーパーは有料なのか〜」と思って、
壁の四角い販売機を見てみると、なんとこれが「避妊具」の販売機!?
ある意味、韓国のほうが「進んでいる」と言えますが、ちょっとビックリでした。
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コンコースの出発案内表示板。
「・・・“KTX”以外、読めん…。」
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と、思った瞬間、表示がパッと切り替わって英語表記になりました。
「ふんふん、“ムグンファ” “KTX” “セマウル”ね・・」
が、時刻の部分がどうにもおかしい?! 「デパーチャータイム 8:20って、なんじゃそら?!」
ちょっと慌てたのですが、どうやら始発駅を何時に出たかという意味の「デパーチャータイム」のようで。
日本ではこんな表示の仕方しないですものね。ビックリこきました。
と、いうことは、8:20にソウルを出た「ムグンファ」1203号は、ここ「密陽」で約3時間後にソウルを出た「KTX」に
数分差にまで追い詰められるということか??!
・・・・恐るべし「KTX」。
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