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南の国で“のりもの三昧”の旅 の続き



【超特急】KTX14号 釜山 12:00 → 密陽 12:35

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客室とデッキは総ガラス張りのパネルで仕切られています。

そして「KTX」の客室構成の一番のポイントであり、ネックでもある「集団見合い式」座席配置。
ヨーロッパの高速車両のものをまんま踏襲したのですが、これが韓国国民から総スカンを食う結果に・・・。
客室内の座席の半分は、進行方向と後ろ向きになるので、これが日本人同様に「前を向いて座るもの」という意識が強い 韓国人には受け入れられなかったのでしょう。

すでに大々的に日本でも報道された「後ろ向き席の乗客に体調不良者が続出」のニュース。
その後、後ろ向き席は通常料金より安い料金設定がされたそうですが、こうして見ると編成全体で前向き席が空いているにも かかわらず、後ろ向き席に座っている乗客がかなりいるのはそれが受け入れられたということでしょうか・・・?


釜山を出て10分もしないうちに車窓は、一気に農村風景に変わります。

日本のように街から町が続き、その切れ目切れ目に民家がまばらにある光景が時々広がる…といったものではなく、 鉄橋を渡るといきなり街並みが消え、農村風景に変わるのです。

たゆたう川の流れに、大陸的なおおらかさのようなものを感じますね。
(日本じゃこんな大きな川が堤防なしで流れている風景、見られません!)


「KTX」は時速300キロでの高速運転がアピールポイントですが、 高速運転できるのはソウル−東大邱(ドンテグ)間の「高速新線」と呼ばれる区間で、 東大邱−釜山間は従来の在来線である京釜線を最高時速130キロで走ります。

京釜線は日本の東海道線や東北線に当たる大幹線。
すれ違う列車も相当数で、数分おきに旅客列車や貨物列車とすれ違います。

画像は急行列車に相当する「ムグンファ」号。パッと見、JRの485系の塗装変更車に見えませんか??


こちらはKTX同士のすれ違い。

TGV型の独特な車体断面なので、日本では見たことのないすれ違いシーンです。


窓の外には、ゆっくりと海へと向って流れる川と険しい山々。

いつか、中国の列車旅で見た、南の風景を思い出させました。


釜山から30分ほどの「密陽(ミリャン)」でKTXを下車。

山間の中規模駅ですが、およそ高速列車の停車駅とは思えない佇まい。
「KTX」自体が、今までの「セマウル」「ムグンファ」を置換えるようなカタチとなっているので、 このような駅にも停車するのですね。

(ちなみに、ここ「密陽」を通過する「セマウル」もあるので、停車駅の統一と列車の整理いう点では、 日本のように列車ごとに停車駅が統一されたダイヤに慣れていると大変理解しがたいです。)


「密陽」駅から乗りこんだ乗客はごくわずか。
(が、このあと改札を出てコンコースへ行くと、後続の「ムグンファ」や「セマウル」を待つ乗客の群れができていたので、やはり・・・)

1分ほどの停車で、KTXはソウルへ向けて走り去って行きました。


こちらから「密陽」駅ホームで撮影した走り去る「KTX」14号が動画でご覧頂けます。





             




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