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船内にはスピードメーターがあり、現在の航海速度がデジタル表示されます。
ビートルの翼走速度は、83Km/h(約45ノット)
この日はスピードメーターを見ている限りでは、78Km/hでの航行が安定した状態で続いていました。
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船内放送で「進行方向左手、釜山発のビートル202便とすれ違います」と流れると、
みるみるうちに真っ白な船体が近づいてきました。
すれ違う202便は、側面窓が大きな1枚ガラスの船体なので「ジェビ2」のようです。
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このすれ違いシーンでは、ビートルに乗りながら「翼走」するビートルを見ることができます。
お互いの距離感はありますが、なかなかの迫力!
すれ違いショーはわずか30〜40秒ほどの一瞬なので、ビートル乗船の際はお見逃しなく!
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左手に「対馬」が見えてきました。
ここを通りすぎると、じきにビートルは韓国の領海へと入っていきます。
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JR九州の「ナイスゴーイング」メンバーなら、メンバーカードを見せるだけでビートル船内で
コーヒーが1杯無料でサービスされます。
船旅も佳境に入ってきたので、「とりあえず受けられるサービスは受けとこ」と、
1階のコーヒーショップでホットコーヒーを頂いてきました。
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いよいよ陸が見えてきました! はるか向こうに見えるは釜山市沙下地区。
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財布を取り出し、中身を日本円から韓国ウォンへと入れ替え。
「飛行機」よりは「電車」に近い感覚で乗ってきた「ビートル」。それこそ異国へ辿りつくという感覚も薄いのですが、
いよいよ見慣れぬ紙幣を取り出すと、初めて中国へ辿りついた時のようなワクワク感とドキドキする不安感が入り混じる気分になってきました。
ちなみに日本円から韓国ウォンへの両替ですが、福岡港の1階に入っている銀行で両替が可能です。ビートル船内での両替はできないので
あらかじめ福岡港で両替を済ませておいたほうがいいでしょう。
なお、ビートル船内での買い物では日本円と韓国ウォンのどちらも利用できます。
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コーヒーショップの閉店後、サービスクルー(ビートルレディーと呼ぶのだろうか?)が乗客一人一人にキャンディーを配ってまわりました。
そういえば「つばめ」号や「ゆふいんの森」号でも、終点間近にキャンディーサービスがありましたね。
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ビートルは徐々にスピードを落として、いよいよ釜山港へと入港。
山の裾野を切り開いて開発された街並み。斜面にビッシリ立ち並ぶビルや家々。
ちょっと「長崎」の街並みを思い出しました。
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船体をストンと落として「艇走」航行へと移行するビートル。
釜山タワーが見えると、釜山国際フェリーターミナルはもうすぐそこです!
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時間どおりにビートル101便は釜山ターミナルの桟橋に到着。
ついに韓国への初上陸の一歩を踏み出しました〜!
釜山の第一印象は「魚の匂い」と「ム〜ンとした蒸し暑さ」。
特に匂いには敏感なほうので、「潮の匂い」を通りすぎた強烈な「魚の匂い」にはビックリしました。
ターミナルの付近に魚の水揚げ場や魚市場があるような様子も無いので、おそらくこれが「釜山の香り」なのでしょう。
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