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お次のランナーも新幹線開業で登場したニューフェイスです。
まずはその列車を迎えに、快速「なのはな」号で指宿枕崎線へと足を踏み入れます。
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てっきり黄色い200系DCかと思ったら、赤い200系DC、しかもオールロングシートでした(涙)
車内は買い物帰りのおばさまたちや下校途中の高校生でいっぱい。
座るところを確保できなかったので、先頭車の一番前に立って前展望を楽しむことにしました。
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ディーゼルカー特有のエンジン音が響き渡り、ゆっくりホームを離れます。
それにしても、さきほどの「はやとの風」のディーゼルカーと比べてもエンジン音はうるさくないし、
走り出しの加速も実にスムーズ。
さすがは「ローレル賞」を受賞した「200DC」なだけはあります。
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「快速」という種別を附していますが、ほとんどの駅に停車します。
途中駅で上りの「なのはな」号と行き違い。
向こうは黄色い200系DC。こっちは真っ赤な200DC。
外から見たこの行き違いの光景は、さぞかしカラフルで賑やかなことでしょう
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ワンマン運転なので、運転手さんは大忙しです。
無人駅では料金箱への運賃の回収確認。ドアの開け閉めにイレギュラー放送までもやります。
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鹿児島の中心部から市街へと抜けると、車窓はのんびりした風景に徐々に変わります。
何の花かは分かりませんが、真っ赤に咲き誇る花が南国の雰囲気を漂わせていました。
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目的地の「坂之上」駅に到着。
駅に回りには家が立ち並ぶ住宅街のようです。
ここでは多くの高校生が私と共に下車しました。
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8分の待ち合わせで、再び上り列車で鹿児島中央駅へと戻るわけですが、
ただ単にここまで来たわけではありません。
戻りの列車…というかこの列車に乗るためにここまで来たと言うほうが正解ですね。
新幹線の開通で誕生した観光列車「なのはなデラックス」号です。
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枕崎方の車両が、今回の観光列車化改造が施された「デラックス車両」。
この「デラックス車両」は全席指定席で、さきほどの「はやとの風」と同じデザインの座席が装備されています。
(座席のリクライニング機構は外されています)
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車内の中ほどには、これまた「はやとの風」と同じようなフリースペースが設けられていて、
立派に観光快速列車に生まれ変わっていました。
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デラックス車両の車内は観光客というよりも、地元の人の利用が目立っていました。
まだ物珍しさがあるのでしょうか?
座席がリクライニングしないので、この座席に座るのはけっこう苦しい態勢を維持することを強いられます。
結局すぐにフリースペースに移って、真横に流れゆく鹿児島市の街並みと桜島を眺めていました。
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鹿児島総合車両所の脇をすり抜けると、終点「鹿児島中央」駅はもうすぐそこ。
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終点「鹿児島中央」駅に到着。
「試乗」という言葉の意味にも満たない15分ほどの乗車でしたが、やはり指宿枕崎線の奥まで乗りとおしてこそ
楽しめる観光列車「なのはなデラックス」号と実感。
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