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南の国で“のりもの三昧”の旅 の続き



【特急】はやとの風2号 鹿児島中央 9:27 → 隼人 10:02

画像をクリックするとポップアップで大きな画像が表示されます。


自由席車のほうに、こんな沿線地図が掲示されていました。

大正時代に「鉄道省」が発行した「鉄道旅行案内」の俯瞰手書き地図に手を加えたもの。

大変美しいものなので1枚欲しくなりますがご安心を!
車内で配布している「はやとの風/いさぶろう・しんぺい」の小冊子にこの地図が掲載されているので いつでもこの地図を楽しむことが出来ます。


列車は、日豊本線内でもいくつかのトンネルを抜けて走ります。

トンネルに入ると天井の照明が一段と美しく際立ちます。
木目の座席と壁にいくつもの丸い照明。前に乗車した「旧型車両」を思い出しました。


錦江湾を離れ、海沿いの道から離れると周囲の景色は山の中へと変わります。

燃えるような緑が一面を支配する、真夏の山間風景。


さきほど紹介した車両中ほどのフリースペースの窓は、縦長の巨大窓となっています。

下の段の窓にもちゃっかり「はやとの風」のロゴマーク。
JR九州さんも手が込んでますねぇ。


車内備え付けの「車内販売メニュー」。
「つばめ」や「ソニック」などの特急列車の品揃えとは違い、沿線に住む方たちが手作り販売している素朴なものが中心となっています。


それにしても、このメニューを差しておくパンフレットケースですが…  思いっきり「SAISON CARD」のロゴマークが入ってますけど(笑)

せめてシールかなにかで隠してくれればヨカッタのにねぇ。


「鹿児島」駅の次の停車駅、「隼人」駅が迫ってきました。

「はやとの風」の旅は、この先の肥薩線からがメインなのですが、 今回は旅行行程の都合で「隼人」駅にて「はやとの風」を下車します。


数分の停車時間があったので、反対側のホームから「はやとの風」の全景画像をパチリ。

それにしても本当に真っ黒なボディ!
光の当たり具合で、画像のように黒がトンでしまったり、真っ黒い塊のように潰れてしまったりと 「撮影派」泣かせの列車のようです。


列車はここ「隼人」から霧島温泉郷のお膝元を巡る肥薩線へと向います。

走り去る真っ黒いボディに、ちょっと「蒸気機関車」の姿がダブって見えたような気がしました。





             




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