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「リレーつばめ」でここ新八代まで来たからには、そのまま新幹線「つばめ」へとスルー乗車しましょう!
乗車するのは「つばめ」33号。こちらも各駅に停まる“停車型”のつばめ号です。
前回の試乗会の時は、新八代−鹿児島中央(西鹿児島)をノンストップで走り抜けてしまったので、
今回は途中で停まる各駅の表情を見ることができそうです。
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白いハロゲンランプを光らせて、鹿児島中央からの「つばめ」34号が到着です。
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新幹線「つばめ」から「リレーつばめ」への乗り換えも同様にスムーズに。
新幹線「つばめ」のほうから下り立った乗客もさほど多くはありませんが、それでも双方「つばめ」号の前に待機していた
「つばめレディ」さんが丁寧な誘導をしていました。
3分後には「リレーつばめ」は博多へ向けて発車。
一方の新幹線「つばめ」は車内清掃が行われます。
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先頭部分のサイドには、流れるように飛ぶ「つばめ」のキャラクター。
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そして中間車のサイドには、筆文字で大書きされた「つばめ」のロゴと号車を表す数字。
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数分の後に車内清掃は終了し、ドアが開放されます。
基本的に新幹線「つばめ」の乗客は、3分接続となる「リレーつばめ」から乗り換えてくる乗客なので、
「リレーつばめ」が到着するまでは車内は閑散としています。
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やがて「リレーつばめ」33号がとなりのホームに到着。
しかし「リレーつばめ」から下り立った乗客はわずかで、「つばめ」33号はほとんどガラガラのままで
新八代を発車しました。
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新八代を発車するとすぐにトンネルに入り、あとは一瞬の外界と大半の暗闇の連続です。
このように外が見えるのもほんの一瞬。 そ
れも防音壁に邪魔されて、満足な車窓は楽しめません…。
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15分ほどで最初の停車駅「新水俣」駅に到着。
有明海のさざめきをイメージした、奇怪な外装壁が車内からも充分に感じとれます。
自由席に若干の乗車があったほかは、ほとんど車内に変化はありませんでした。
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数えるしかほどない「海」が見えるポイント。
それもやはり一瞬で通りすぎてしまうので、このようにカメラにおさめるのは、よほど「どのあたりで見えるか」を
熟知しておかないと困難です。
え、私は事前に海の見えるポイントを調べておいたのかって? いえいえ、偶然デジカメを構えていたら撮れただけです(笑)
こうして海を一瞬とはいえ見てしまうと、やっぱり
特急「つばめ」のビュッフェで大海原を見ながらお茶した頃を想ってしまいますね…。
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ちなみに新幹線「つばめ」では「つばめレディー」さんが乗務していますが車内販売などは一切ありません。
(レディさんは車内を巡回していますが、乗り換え案内や気分が悪そうな人への声掛け、記念撮影の補助(!)などが主な仕事のようです)
編成中4号車のデッキに飲み物の自動販売機があるので、飲料の調達なら可能です。
この自販機ですが、駅構内の自販機も含めてほかでは見かけない「なんちゃってビール」飲料が搭載されていました。
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「新八代」から22分、「新水俣」から7分で「出水」駅に到着。
自由席のほうに学生服を着た乗客が10人くらい乗り込むのが見えました。
…やっぱりこれって「新幹線通学」、なのでしょうか?
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