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時間が迫ってきたので、撮影もそこそこに指定された搭乗ゲートへと向います。
すでに搭乗予定の機材はスポットインしていました。
今回の旅の計画当初から「ボーイング747SR-100」への搭乗を予定していただけに、フツーのB777-200への機種変更は残念でなりません。
「あ〜あ、ホントだったらスーパージャンボの巨体を目の前でドドーンと見ているはずだったのになあ…」と思いながら、
目の前のトリプルセブンを見つめると、「・・・・?」
あれ…? いつものトリプルセブンと何かが違う?
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よ〜く目を凝らして見てみると、尾翼にはトリトンブルーの「ANA」ロゴではなく「スターアライアンス」の5大陸のイメージシンボルが!
そう! なんと偶然にも登場したばかりの「新・スターアライアンスカラー」のトリプルセブンに当たったのでした!
さっきまで「B747SR」でクヨクヨしていたのはどこへやら…(笑)
思わぬスペシャルカラー機の登場に、ボルテージが上がってきました!
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いよいよボーディングスタート。
乳飲み子を連れた若い夫婦と、足をケガしたおじいさんが優先搭乗した後に、
いよいよ「スーパーシートのお客様は続いて優先搭乗頂けますのでゲートへお越し下さい」のアナウンス。
…窓際最後の1席だったはずなのに、SS席優先搭乗でゲートをパスしたのはなぜか私一人…?
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“川原亜矢子”似のスチュワーデスさんに「いらっしゃいませ」と笑顔のお出迎えをもらって、いよいよスーパーシート区画へ。
思ったよりショート・ショートな空間です。それもそのはず。だって2列しかないのですから。
それでも、どっしりしたバックレストと、アームレスト部に見える数々のコントロールパネルに心ウキウキです(笑)
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優先搭乗のスーパーシート客が、私のあとに続けて全く来ないので、失礼してスーパーシートエリアの画像を撮りまくらせて頂きました。
こうして見ると、エコノミークラスとの差が歴然ですね。う〜ん、「ゆったり!」
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大きめのシートに身を任せて、機内誌を見たりインストラクションカードに目を通していると、
ポツポツとスーパーシートにも乗客が集まり始め…。
結局、ドアクローズの直前に数人が入ってきて、スーパーシートはほぼ満席となりました。
いよいよスポットアウト。そして滑走路へ向けてタキシング・スタート。
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最前列のスーパーシートにも伝わるくらいの音と振動でエンジンはフルスロットル!
そしてGに抑えつけられるような滑走の後、いよいよあの瞬間が〜♪
フワッと身体が浮いたと思った次の瞬間には、眼下に見慣れた工場地帯と大海原が広がっていました。
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離陸後、15分ほどでこの景色です。
反対側の窓際席なら、雲の下には富士山が見えているはず…!
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長年のライバル「日本航空」が「クラスJサービスの開始とスーパーシートの廃止」を打ち出した直後、
全日空では「スーパーシートのさらなるサービス充実化」を発表しました。
画像に写っている「スリッパ」もその新サービスのひとつ。「国際線ファーストクラス」で提供しているスリッパを
国内線スーパーシートでも提供を始めました。
このスリッパ、たかがスリッパと侮ること勿かれ! 履き心地はフワフワで、以前に航空各社がSS席で提供していた
「便所スリッパ」とは比較にもなりません。
このスリッパはお持ち帰りOKとのことなので、もちろんお持ち帰りさせて頂きました。
(なんと専用のポーチ付き!)
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ドリンクサービスが終了すると、スーパーシートの乗客には「お菓子」が配られます。
SS席では、指定時間内だと「軽食(小さなお弁当)」が配られるので、
それと比べると「お菓子」だと、ちょっと損した気がしないでもないのですが…
それがどうして、なかなか…なのです、この「お菓子」!!
トリトンブルーをモチーフにしたかわいいボックスには、小分けにしたお菓子が5〜6種類入っていて、
これがまたけっこう食べ出があります。
ちなみに便によって「洋菓子」「和菓子」と種類が異なっています。
どちらが提供されるかは「全日空」のwebページの「スーパーシート」のページで確認できますので、
搭乗が決まったら、何が提供されるのか調べてみるのも一興かと。
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お手洗いに立ったついでに撮影した「エコノミークラス」(国内線では「普通席」かな…?)
この日の261便のエコノミークラスはガラガラ…。数えるほどしか乗客がいません。
こうして見てみると、トリプルセブンも客室空間はかなり広いのですね。
ちなみに「スターアライアンス塗装機」に搭乗中ですが、機内はフツーのトリプルセブンと
なんら変わりありません。
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