一足先に「春」へ飛ぶ
「九州新幹線つばめ」の試乗会に参加してきました の続き


【L特急】つばめ26号 伊集院 18:39→博多 22:22


おみやげにと「つばめワイン」や「つばめグッズ」を買いに、4号車のミニショップへ。

残念ながらワゴンサービスへ出ているようでレディさんはいませんでした。
(あとでグリーン車のレディさんに頼んだら、わざわざグリーン車まで持ってきてくれました)


元ビュッフェの指定席。スーパーエッグドームがいつ見ても美しいです。

ドーム部分の照明が消されていて、車内がちょっと薄暗く見えました。
この照明をつけた時のドーム部分の雰囲気、けっこう好きなんです。

2号車のクランク状の通路部分。

さきほどの「つばめ」16号では「ハウステンボス号」と「ゆふいんの森3世」でしたが、
この車両では「つばめ」と、なんと「JR九州バス レッドライナー」!!

真っ赤なバスへのイメージチェンジが大成功だったJR九州バス。
その成功を元に485系のレッド化が図られ、さらにJR九州の列車では随所に「レッド」がアクセントで使われるようになりましたが…。
JRの列車内で、自社のバスをこんな風に乗客へ向けて掲げるなんて、他では見たことありません!

「つばめ」の電照広告はリニューアル前の「銀つばめ」。

下のほうには「にちりんシーガイア・ドリームにちりん 博多−南宮崎」なんて表記が残ってます。
いったい、いつまでこのままなのでしょうか?!


「八代」駅に到着。

新幹線開業後は「リレーつばめ」として新幹線の玄関口「新八代」へ乗り入れる787系ですが、
「八代」の手前で新幹線駅へと道をそれてしまうので、「八代」駅へ出入りするのももうあとわずかです。


10分ほど遅れて、列車は「熊本」に到着。
ここ熊本、そして大牟田でトップキャビンは1番席の方が下車して行きました。

オープンキャビンのほうも熊本でだいぶ乗客の入れ替わりがあったようです。

大牟田を出た後、トップキャビンは乗ってくる乗客がいないようなのでレディさんに申し出て1A席へと移動。
こちらの区画は4人用ボックスなのでウッドパネルのテーブルも大型のものが装備されています。

ここでiBookを広げてデジカメ画像の取り込みを整理を。
・・・どうです?当初から「車内会議の場に」というコンセプトで登場した「トップキャビン」らしい光景でしょ?

熊本で10分だった遅れは、大牟田〜久留米〜鳥栖と停車のたびにどんどんと遅れが広がり始めました。

最後の停車駅「二日市」を出た後、グリーン車の乗客にキャンディーサービス。
(なぜか「ソニック」のロゴ入りキャンディーでした。)
キャンディーサービスと同時に、ご覧のような名刺サイズの「新幹線つばめ」のカードが配られました。
ここまでして乗客へ新幹線の浸透度を図ろうという姿勢は、おそらくJR九州以外ではありえないでしょう。

どんどん遅れを広がり始めた「つばめ」26号。
博多直前で停止信号による足踏みが数回続き、終点目前にしてなかなかホームへと滑り込めません。
まさに博多駅直前では、到着ホームの空き待ちという事態でストップがかけられてしまいました…

結局35分遅れで終点「博多」駅到着。
これが最後の特急「つばめ」への乗車と思うと名残惜しく、ついついホームから回送されて姿を消すまで見送ってしまいました。
フィニッシュ直前での35分遅れも、「つばめ」と一緒にいられる時間を長くしてくれた、時間の贈り物だったのかも…?




             






            
-SONIC RAIL GARDEN-
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