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普通電車を「伊集院」で下車。ここで「つばめ」26号に乗り換えます。
西鹿児島〜博多を「つばめ」で乗り通すのはこれが最後だったので、なんとしても西鹿児島から乗りたかったのですが、
この26号を逃すと、あとは夜行便の「ドリームつばめ」となってしまうので。
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伊集院駅で普通列車を下車。「つばめ」26号を待っている間に太陽は完全に沈んでしまいました。
薄暗いホームで待つこと30分。闇を切り裂くように「つばめ」26号の入線です。
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これが最後の「特急つばめ」の旅。次回、九州へ来るときに彼らは「リレーつばめ」という新しい名前に変わっているはずです。
「新幹線試乗会きっぷ」では指定席が無料発券されるのですが、「つばめ」に乗るのはこれが最後ということで、
料金を追加して「グリーン席」を利用することにしました。
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グリーン車オープンキャビンへのアプローチ部分。
「豪遊券」在りし頃、何度となく通ったこの場所ですが何度見ても、
そして何度通っても心地よいゾクゾク感が込み上げてきます。
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「サロンコンパートメント」の前には「在室」の札。
空いている事が多い豪華な個室ですが、今日は利用ありのようです。
この「在室」の札、自分の部屋用に欲しいなァ…。
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最後の「つばめ」の旅は「2A」席。つまりこの区画に収まることとなりました。
室内にはすでに先客あり。「1A」「1B」「2B」の窓側席がすべて埋まっていました。
ここはオープンキャビンが埋まってから予約に回されるので、どうやら今日のグリーン席は博多近くまで満席のよう。
思えば、初めて九州へ来た時に、初めて博多〜西鹿児島を乗り通した時もこの「トップキャビン」でした。
思いかけず「トップキャビンで始まり、トップキャビンで終わる」特急つばめと私のお付き合い…。
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伊集院を発車すると、すぐに「つばめレディ」のドリンクサービスと車内改札。
そのあとも「ひざ掛け毛布はいかがですか?」「よろしければお飲み物のおかわり、お持ちしましょうか?」と、
こまめに声をかけてはサービスしてくれました。
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はす向いの席のおじさんがレディさんに「イヤホンを貸してください」と訊いていましたが・・・・
すでに「つばめ」のグリーン車ではオーディオサービスがなくなってしまっているので、レディさんも丁重に謝っていました。
この光景を見るまで私もこのことをすっかり忘れていて「そうか、もう無いんだなァ…」と改めて実感。
座席内側のオーディオパネルは残されていますが、そこにはもうプログラム番号をあらわす数字はありません。
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川内駅からお弁当の積み込みがあるということなので「つばめレディ」さんにお弁当を注文しました。
ところが積み込んで早々に売り切れてしまったとのこと。
「つばめ弁当」もすでに売り切れてしまったとのことで、車内で夕食の調達が断たれてしまいました…!
お隣り1A席の女性も、オーディオパネルのおじさんも同時にお弁当を頼んでいたので、3人そろってガッカリ…。
でもトップキャビン内で乗客同士に不思議な連帯感が生まれたのも事実でして(?!)
結局、私は「つばめ」26号の中でベイクドチーズケーキを博多到着までに4本平らげました(爆)
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