一足先に「春」へ飛ぶ
「九州新幹線つばめ」の試乗会に参加してきました の続き





博多駅近くのホテルで1泊。
翌日は「2枚きっぷ」を使って特急「ソニック」の乗り比べで大分まで足を延ばしてきました。

博多駅の改札を抜けると、改札近くの液晶ビジョンでは「新幹線つばめ」のTVCMを次々と流していました。
乗車予定の列車が入線するまで時間があったので、鹿児島本線の特急ホームで「つばめ」3号を撮影。

こちらは所定で「ありあけ」編成を増結した11両編成。
短い7両編成の「つばめ」を見なれているので、11両編成は大変長く見えます。
長大編成は、重厚なエクステリアともあいまって「特急」らしい風格があふれていますね。

ホームでは、とりあえずこのカットを1枚。

あちらこちらに表示された「特急つばめ」「西鹿児島」を記録として…。


博多から大分までは、885系白いソニック号で。

ブルーのラインが「かもめ」より精悍な印象ですが、タレ目がちょいとプリチーな「白いソニック」です。

大分から博多への戻りには、もちろん883系のソニック号で。

いつもシルバー編成に当たることが多いのですが、今日はイエロー編成でした。





日本航空 384便 福岡空港 19:35→羽田空港 21:10

帰りは日本航空の386便。もちろんレインボーセブンの旧レインボーシートを予約しておきました。
ところが、羽田が悪天候のため、下り返し便となる386便は福岡の離陸が50分遅れるとのこと。
羽田から東京駅に出て高速バスで帰るのですが、それでは最終のバスに間に合いません!

ひとつ前の384便が15分遅れの19:50離陸となるとのことで、そちらに振替をしてもらいました。
いやはや、ここまで順調だったのに、最後の最後でやはりアクシデント発生でした。
やはり「九州に来ると、何かがある」というジンクスは消えそうにもありません。

384便の搭乗ゲートへ向うと、そこで待機していた機材はアークサンカラーになったB777-300。
残念ながらレインボーセブンではなく、トリプルセブンの一般機材となってしまいました。
搭乗ゲートのデパーチャーボード。

備考欄の「LATE ARRIVAL」が恨めしく写ります。
「せっかくレインボーセブンのレインボーシートを押さえることができたのになぁ・・・」
結局384便は当初の遅れどおり、19:50に搭乗終了となり、何事もなく離陸して九州の地を離れました。

安定飛行に入り、シートベルトサインが消えるとさっそくドリンクサービス。
ラインナップの中から思い切ってゲテモノを頼みました。「キウイジュース」。

最初はスッキリなのですが、後味がみょ〜に甘い。「すいません。お茶のおかわり下さい…」
おなかがすいたので、上空ディナー。広げたのは先ほどの「ソニック」号で買っておいた「ソニック弁当」。

こうして九州を離れながら、九州の味で舌鼓というのもオツなものです。

B777-300の機内です。レインボーセブンに比べると「フツー」のインテリア。

天井からぶら下がった液晶ビジョンでNHKニュースを見て、その後はオーディオサービスで音楽を聴いていました。

ちょっと退屈し始めた頃に「当機はまもなく羽田空港に向けて着陸態勢に入ります…」のアナウンス。


「羽田が悪天候」がそもそも今回の振替の事態を招いたので、相当な悪天候なのだろうと思っていたのですが…
着陸時も大した揺れはなく、着陸後の羽田空港も天候は異常無し。なんだかちょっと拍子抜け。

飛行機に乗ったときのおたのしみは何といってもコレ。ポストカードです。
今回も飛行機を降りるときに頂いてきました。


ボーディングゲートから見たB777-300。

この角度から見ると…「やっぱ長いわ、B777-300は。」

そんなこんなでなんとか羽田空港まで帰ってきました。

やっぱり「レインボーセブン」に乗れなかったのは残念だったけど、まあまた次回のお楽しみということで。
空港からはモノレールで浜松町へ。そこから東京駅へ出て、高速バスで茨城へと帰ります。


九州新幹線「つばめ」の一足先に触れる旅はこれにて終了。
「どこの新幹線とも繋がっていない」という異端なカタチで開業となる九州新幹線。
そして800系新幹線の姿は、きっと新幹線の歴史に新たな1ページとなるでしょう。
由緒正しき「つばめ」の名が、またひとつ、日本の鉄道の歴史に輝きを刻みました。




             






            
-SONIC RAIL GARDEN-
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