一足先に「春」へ飛ぶ
「九州新幹線つばめ」の試乗会に参加してきました の続き


鹿児島本線 普通列車  川内 → 西方 → 伊集院


川内駅から鹿児島本線の上り普通電車に乗り継いで、さらに先を目指します。

やってきたのはJR九州カラーの475系。もともとは国鉄時代の「急行」電車として活躍していました。


車内は一部がロングシート改造されていますが、急行時代の面影を色濃く残しています。

ボックス席も「急行」用に設計されているので座席対面ピッチが広くてけっこう快適。

車内は川内駅でほとんどの乗客が降りてしまい、旅行者と地元のおばあさんが乗っているだけでした。


川内から普通電車に揺られること30分。「西方」駅で電車を下車します。

ここまでくれば、特に「撮り鉄」派の方なら目的地はどこか分かるかと…。

西方駅からてくてくと歩くこと15分。着いたのはこの場所。「西方〜薩摩大川」間の超有名撮影ポイントです。
Kazuoさんが前の週にここを訪れた際のレポを見ているうちに 行ってみたくなり、
Kazuoさんからいろいろと情報を頂いて辿りつきました。

新幹線開業後は、このような風光明媚な海岸線を走る「つばめ」も見納めとなってしまいます。
この「海つばめ」をどうしても撮っておきたくて、ここまでやって来ました。
特急「つばめ」終焉が近いわりには、このお立ち台でカメラをかまえるのは私も含めて5人足らず。
もっと人が多くて、撮影場所で制約されるかと思っていたのですが、思いもかけずノビノビと撮影ができました。

まずは西鹿児島始発の「つばめ」18号。「ありあけ」編成を増結した11両でやって来ました。
「ありあけ」車と海の組み合わせをサイドから…って、あれ? もしかしてこの時間だと列車サイドに光が回らない・・・?!

コンパクトデジカメではかなりきびしい条件下での撮影となってしまいそうです…(涙)

「つばめ」編成と「ありあけ」編成の併結シーン。

海面の露出にあわせると、列車サイドは完全に影になってしまいました。

次は博多からの「つばめ」13号。(前の「つばめ」18号から待つこと45分…!)

こちらに向ってくる先頭車に太陽光が当たってイイ光線状態ですが、
なにしろスピードが出ているのでコンパクトデジカメのシャッタースピードではそれについてゆけず…

ブレブレな1枚となってしまいました・・・
旅行行程の時間的に次の「つばめ」20号が最後となってしまうので、どう撮ったら良いかと考え・・・。
海の風景を生かすため、思い切って列車側は完全に影としてシルエットにしてしまうことにしました。

で、やってきた「つばめ」20号は、思いっきり逆光にして列車側を影でツブしてみました。
…どうでしょう? イメージ画像としてはイイ感じではないでしょうか??
すっかり夕焼けとなった空の下をてくてくと西方駅まで戻ります。

ここからまた鹿児島本線の普通電車に乗って、西鹿児島駅へ戻ります。
やってきたのは、行きに乗ったのと同じ編成の電車。「出水」駅から下り返して下り列車でやってきたようです。

ここで特急「つばめ」の通過待ち。帰宅途中の高校生と車掌さんがホームでおしゃべりをしていました。





             






            
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