一足先に「春」へ飛ぶ
「九州新幹線つばめ」の試乗会に参加してきました の続き


【L特急】つばめ16号 西鹿児島 13:25→川内 14:00


西鹿児島から鹿児島本線を上って、とある場所へと向います。

まずは特急「つばめ」16号で川内駅まで。


ホームの自動販売機には「薩摩への旅」と題して、このようなイラスト広告が。

3月13日以降はここに描かれる列車も九州新幹線に変わるのでしょうか。


博多から到着した下り「つばめ」。ホームを挟んで787系電車が並びました。

10余年、この西鹿児島駅の主だった787系も、あと数日でこの場所から姿を消します。

「西鹿児島」駅の駅名板と「TSUBAME」ロゴの組み合わせも、あとわずか。


残念ながら、真っ白な新幹線「つばめ」と真っ黒な特急「つばめ」の顔合わせは見られませんでした。

それでは、さっそく「つばめ」16号で目的地を目指しましょう。

こちらから西鹿児島駅を発車する直前の、電光表示板と車内放送の「つばめ」16号の案内がご覧頂けます。

特急「つばめ」16号は定刻に西鹿児島駅を発車。

川内までの短い区間ですが、愛称名が入った切符を手元に残して記念にと、指定席を購入しました。
あらかじめ西鹿児島駅で買っておいた「つばめ弁当」をさっそく広げて、ちょっと遅めの昼ご飯。


車内は、特急「つばめ」終焉間近にしては空いてました。
昼下がりの日差しを受けて、セミコンパートメントもどことなく手持ち無沙汰な雰囲気。

2号車のクランク状に伸びた通路部分には電照広告にはご覧の通り。

自社の特急を「目玉商品」として掲げてしまうあたりは、さすがJR九州。

西鹿児島から35分で川内駅に到着。
途中の「伊集院」「串木野」でもわずかな乗降がありましたが、
西鹿児島を出てから一番最初に多くの流動があるのは、ここ「川内」のようです。

新幹線開業後はJR線とおれんじ鉄道の分岐点となる「川内」駅。
この駅名板と走り去る787系を組み合わせて「記念」と「記録」の1枚。

川内駅ホームの熊本方では「おれんじ鉄道」用にホーム改装作業の真っ最中。

ED76牽引の貨物列車が側線に停留していました。
「おれんじ鉄道」開業後も電化設備は残されて、JRからの直通貨物列車の運行が続けられるので、
新幹線開業後もこの機関車はこの地で見ることができます。


新幹線のホームから「列車が入ります」という自動放送が聞こえました。
最初は放送設備の試験で流しているのかな?と思いましたが、遥か彼方に青白いハロゲンランプの光!!

6両編成の新幹線はあっという間に走り去っていきました。


こちらは西鹿児島へ向う下り特急「つばめ」9号。

ほとんど「黒」に近いシルバーを纏った787系は重量感たっぷり!圧倒的な存在感です。
基本7両編成に、「ありあけ」編成4両を増結した11両編成でした。


「ありあけ」編成と「つばめ」編成の増結部分。
メカメカした先頭車同士が顔を突き合わせる光景は、いつ見ても微笑ましい雰囲気が…。

こうしてみると、両者のボディカラーの違いがはっきり分かりますね。

ちょうど併結部分に「せんだい」の駅名板がバックに写る場所だったのでここでも1枚。
それにしても、こっそり後ろを通り過ぎる、赤いあなたはいったい…!?(笑)





             






            
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