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小倉から博多への戻りは、30分後の「ソニック」42号を予定していましたが…
「ソニック」のりばへ来ると、日豊本線の人身事故で上り「ソニック」が遅れている放送が流れていました。
本来ならとっくに博多に向かって発車したはずの「ソニック」40号がまだ到着していません。
すでに「ソニック」42号のグリーン席を確保しておいたのですが、このまま乗車予定の「ソニック」42号を待っていると、
博多駅から福岡空港への移動時間がきわどくなるので、改札を出て窓口で「ソニック」40号の切符に乗車変更をしてもらいました。
運良くグリーン車の最後の1席が残っていました!
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30分遅れの17時40分。「ソニック」40号到着。
入線前から「遅れにより、博多までグリーン車以外は全て自由席で利用できます」という放送が流れていたので、
全ての乗車口に乗客が殺到していました。(もちろん指定券を持っている乗客が優先的に座れるというのは当然)
しかし、私が九州に来ると必ず遅れやアクシデントに巻きこまれるな…。
最後の最後で(しかもおまけで乗ったような列車で)こんな目に遭うとは…
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「ソニック」40号は短い5両編成。
そのため車内の通路からデッキ・コモンスペース・グリーン車入口の短いアプローチ部分にまで乗客がすし詰め状態。
この混みっぷり、おそらく40号と42号の乗客が一気にこの列車に殺到している状態でしょう。
さすがにグリーン車にまで溢れた乗客が入りこんでいる事は無く、どこかのんびりとした空気が漂います。
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以前に「ソニック」に乗った時は、小倉からでもソニックレディがドリンクサービスに来てくれましたが、
今日は後ろの車輌が混雑で大混乱のためか、ソニックレディどころか車掌さんも来ませんでした。
しばらく座席におとなしく座っていましたが、パノラマキャビンに出入りする人がいないのでそちらに移動。
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どしゃ降りでワイパーの動きが雨の流れに追いつきません。
「ソニック」の先頭はキツイ流線型なので、フロントガラスに降り注ぐ雨は下から上へ逆流するように流れていきます。
悪天候の中、「ソニック」は一切徐行などすることなく自慢の振り子機能を大開放!!
大きなカーブにもノリノリで突っ込んで行きます。
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カーブに突っ込む!!
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まだまだ突っ込む!!
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で、博多駅に到着。
所定の30分遅れは快走(怪走?)のおかげでそれより遅延することなく、
元々「ソニック」42号に乗車予定だった私にも、予定より15分程の遅れで済みました。
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今回の旅行、九州島内最後のランナーは、またしてもシルバー塗装の「ソニック」でした。
「ソニック」に乗るとホントよく当たるんだな、この編成に。 何か縁でもあるのかな・・・?
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よく見ると、フロントパネルに大きなキズと剥がれ。
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「sonic883」のタイトルロゴ。
「SONIC FAMILY」と謳っているように、先頭の顔の色がちがう兄弟がいっぱいいます。
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行先方向幕はすでに下り返し列車の表示になっていました。
別府駅で宮崎へと向かう特急「にちりん」号に接続しているので、こんなに情報量が膨大になってます。
見慣れないと、一見しただけでは「な、な、な?」とちょっと戸惑います。
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ホーム上は特急「ソニック」を待つ乗客と、やっと着いたか…と下り立つ乗客で殺気立つ程の大混乱。
博多駅に発着する「ソニック」号は、上り列車で到着するといったん留置線へ引き上げて、
整備の後に下り列車のホームに入ってくるのですが…
この日は遅れのため、上りで到着した後に車内清掃も省略でそのまま下り列車で大分へと発車。
ホームへの列車滞留時間は、約5分。
まさに嵐の如く、「ソニック(音速)」のように博多駅を出て行ってしまいました。
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