つばめで目指す海風の楽園
九州に行って来ましたの続き



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博多駅に到着する「かもめ」号。

停まっていてもサマになるJR九州の特急ですが、流れるように走る姿はもっとカッコイイ!


博多駅のホームはズラリと横並び。
在来線の特急が頻繁に出入りを繰り返すので、複数の形式の特急が並ぶ光景もごく普通に見られます。

手前から783系ハイパーサルーン「かもめ」号、787系「つばめ」号、885系白い「ソニック」号。


飛行機の時間まで、まだまだ余裕があるので、また「2枚きっぷ」を使って今度は博多−小倉間で「ソニック」号の乗り比べ。

まずはJR九州の最新鋭特急、白い「ソニック」39号。


となりの白い「かもめ」号と並んで、双子の兄弟列車の揃い踏み。

「ソニック」のほうは、ちょっとタレ目で愛嬌ある表情です。


またも追加料金でグリーン車を奢ってしまいました!!
とは言ってもそんな大袈裟なものではなく、追加するグリーン料金はたったの1000円。

博多からのグリーン車の乗客は私も含めてたったの2人という寂しい状況でしたが…。

運転席との仕切りガラスは、常時スモークド状態ではなくシースルー状態でした。

あんまり前方(後方)視界は良くないので、さしてパノラマ感はないんですけどね。
白い特急シリーズに乗って、この運転席を見る度にいつも思うのですが、 運転席っていうよりはオフィスの一角みたいです。

こんな雰囲気の電車が、九州ではごく普通に一日に何本も走っています。


「ソニック」号でも、グリーン車ではドリンクとおしぼりサービスがあります。

座席背面に備え付けられている車内販売のメニューですが、座席によってあったりなかったりとマチマチ。
備えてあってもそのほとんどがボロボロで、中には豪快に破けたものまでありました。
博多到着後に電留線へ引き上げた後の車内清掃では、ここまで見ないのかな?


2号車のギャラリーコーナーは、相変わらずインパクトのある空間です。
列車の車内にこんなものを作ってしまおうという考えとその余裕には脱帽…!

白い「かもめ」のギャラリーコーナーは、列車ごとに「書」の内容が異なっていますが、
白い「ソニック」でも列車によって墨画の内容が異なるようです。

こちらは白い「ソニック」の6両編成化で最近増備されたばかりの車輌のコモンスペース。

木製ベンチに、壁のテレビではBS放送が流れていました。
なんて贅沢な空間の使い方なんだ…

折尾駅に停車中。博多から30分。料金不用の快速ならここまで約50分です。

例えば、私がよく使う常磐線の特急ならどうでしょう。
上野から25分の我孫子駅。そこでの乗降はほとんどありません。

起点からの時間で同じような条件の折尾駅で、それなりにまとまった乗降があるのは「特急に乗る」という行為が、
福岡圏ではもはや日常的で、特別なことではないことがうかがえます。
折尾を出ると、黒崎〜戸畑〜と5分おきに停まって(爆)、小倉はすぐです。
(ちなみに夏休み期間中はさらにスペースワールド駅にも停まって、2分おきに駅に停車することになります。)

小倉駅に着く直前に「小倉で進行方向の向きが変わる」ことと
「前後でお客サマ同士で声を掛け合って座席を反転させてください」と放送が流れますが、
そんな放送よりも前に普通車ではあっちこっちで座席の回転劇が始まります。みんな乗り慣れているのね。。。。
小倉でスイッチバックとなる「ソニック」号。

運転士さんも最後尾の運転席に乗り込んで、すぐにヘッドライトが点灯しました。

こうして見ていると、走るための「メカ」というよりは珍獣動物のような顔の「ソニック」号です。

5分停車であっという間に大分に向かって走り去って行ってしまいました。





             






            
-SONIC RAIL GARDEN-
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