つばめで目指す海風の楽園
九州に行って来ましたの続き

	厚く暗い雲の中を抜けて、ふっと外界が明るくなると・・・・ そこに広がるのは大気圏まで見えそうなくらいの青の空と、雲の海。 じきに水平飛行に入り、シートベルト着用サインも消えました。
	レインボーセブンといえば、何といっても日本国内専用機材では初のミドルクラス「レインボーシート」。 ＪＡＬとＪＡＳが統合された今年３月３１日で「レインボーシート」の販売設定は終了しましたが、 その後も座席の交換などはされず、通常の「普通席」として販売されています。 今回はもちろんこの、旧「レインボーシート」にあたる席を指名買いしました。 一般の普通席と料金も全く同じで、各種「特割」でももちろん利用できるので、 「レインボーシート」を知っているリピーターはもちろん指名買い。真っ先に予約が埋まる人気の席です。
	水平飛行に入るとすぐに、オーディオサービスの案内とドリンクサービスが始まります。 ドリンクのカップには新しい「ＪＡＬ」のマーク。 カップの後方に見える「安全のしおり」も、「ＪＡＬ」マークのシールでロゴ類が貼りかえられています。
	座席のセンターアームレストから出てきたのは、オーディオのコントローラー。 パッと見てすぐ、ファミコンのコントローラーに見えませんか？
	それもそのはず。液晶テレビ「ポケットビジョン」のＡＶサービスには、なんとゲームもあります。 ピコピコと「テトリス」ゲームに夢中になってしまいました。
	現在、木曽山地上空を飛行中。
	こちらは山口県上空。眼下に見えるのは日本海側の都市ですが、どこだろう？ そしてここまで来ると、最終デスティネイション「福岡」はもうすぐです。
	「ポケットビジョン」に映し出された現在の飛行位置。 いよいよレインボーセブンは福岡空港への着陸体制に入ります。
	どんどん飛行高度を下げ、雲海の中へ突入。 雲が切れると真下には「海ノ中道」が見えました。もうここは福岡市内です。
	さらに高度を下げるレインボーセブン。 眼下を走る「福北ゆたか線」の電車が、肉眼で確認できるほどです。
	形容し難い轟音をたてて無事、福岡空港に着陸〜！！ あとはボーディングブリッジまでトロトロトロ…とタキシングして、羽田からの１時間４５分のフライトは終了です。
	前回、九州に来たのは半年前の2月。まだ寒い頃でした。 7月中旬に入った九州は、暑さ全開！　 空港からは地下鉄で博多駅へと向かいます。

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