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甲府駅の隅っこには身延線のホーム。
JR東海の「(ワイドビュー)ふじかわ」号が待機してました。
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人気者は富士にも登る! 武将も演じる!
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ホームにやってきた普通電車は、首都圏では懐かしい横須賀線カラー。
先頭になにやらステッカーを貼ってますが…
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近づいて見てみると「中央線開業100周年」を祝うステッカーでした。
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さてさて、次に乗る「あずさ」は、最新型のE257系「あずさ」号。
しかし、こののっぺりした顔で「鬼」のような表情…
何度見ても見なれぬ印象が…。
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松本から来る特急なので甲府からの乗車では席にありつけないかも…と思い、事前に指定券を別料金で用意しておきました。
が、そこまで心配することもなく、自由席にもけっこう余裕がありました。
さきほどの「スーパーあずさ」の混雑がまるでウソのように、車内は平穏そのもの。
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「あずさ」号の車内で、今回の旅行、最後の食事を頂きます。
最後の晩餐を飾るのは、甲府駅の駅弁「鮑(あわび)の炊き込みめし」。
「山の中の甲府で、ナゼにアワビ?」とお思いでしょう? 実は私も「?」と思って買ってみたのです。
お弁当の中にはご丁寧に「おしながき」とアワビに関する説明書きが入ってました。
それによると、昔、東海地方の海で採れたアワビを甲斐の国に運ぶ時、醤油漬けにして馬の背に乗せて運んできたそうです。
甲斐の国までの長い道中の間にアワビは豊潤な味を醸しだし、アワビが甲斐の国の名産になった…というお話。
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食事の間にも「あずさ」号は首都圏めざし快走を続けます。
美しい車窓が中央線特急の最大の楽しみではありますが、外は暗闇で景色を愛でることはできません…
オレンジ色の通勤電車が見うけられる頃には、もうそこは東京圏。
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車内は、いつも乗りなれている「フレッシュひたち」がベースのデッドコピーが多く見受けられ、大して新鮮味はありません。
ビビッドなカラーとシックな雰囲気が混在するデッキ周りが、この「あずさ」号の最大の見どころでしょうか。
先頭車のデッキ扉付近に「ブルーリボン賞」の受賞プレートがひっそりと掲げられていました。
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運転席直後のデッキからは前面展望が楽しめます。
ぜひ昼間の中央線をこのデッキ展望スペースから見てみたかったですねぇ…
で、「あずさ」号は定刻に八王子駅のホームへと滑り込みました。
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八王子駅はどのホームにも人、人、人…
久しぶりにこんなにたくさんの人が集まる駅を見たような気がしました。
「あずさ」号をここ八王子で下車。
よく見ると乗ってきた車両は「クハE257−1」。E257系電車のトップナンバーでした。
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