はやて1周年記念パス激乗り旅行
東日本の特急を乗り歩いてきましたの続き


【特急】スーパーあずさ12号 松本 16:56→甲府 18:03


松本駅で次の乗り継ぎ列車を待っていると貨物列車がやってきました。

山岳ラインの主「EF64」型機関車が重連で登場!
重厚でパワフルな雰囲気ですが、スマートな新型の「EH200」機関車の台頭で、現役を謳歌する時間も そう長くはないようです…。


ここ松本からは、新宿まで中央線を歴代「あずさ」号に乗り換えながら上っていく旅。

最初のランナーは中央東線の女王「スーパーあずさ」。
JR東日本の新型特急で唯一の振り子特急です。


先頭の電光表示機が次々と絵柄を変えていきます。

この三角模様は、南アルプスの山々を図案化したものかと思ってましたが、文献によると 「梓川」の流れを表したものだそうで…。


JR東日本の特急車は併結時に、各々の編成間で通り抜けができないことが多いのですが、 この「スーパーあずさ」は通り抜けが可能になっています。

先頭車同士がホロでつながれた光景は、ダイナミック!


車体の裾を絞り込むデザインは、振り子車両の特有のスタイル。

ホームとの隙間がこんなに大きく、子供は言うまでもなく大人ですらも落っこちそうになります。


全国には数多くの振り子特急が走っていますが、「スーパーあずさ」ほど重心が低く感じられる車両はないでしょう。

ホームの人が腰を屈めて車内の人を見送っているくらいです。
この「低さ」が非日常的な感じで、なんともワクワクしてきます。


松本駅を発車する頃には、もう太陽は完全に沈んで、夕闇混じりの空となりました。

この旅行の終わりが近いことを、少しずつ空が教えてくれます。


「あずさ」系統は、朝から晩まで大変混んでいる印象が強いのですが、松本を発車する頃は まだ自由席もかなりの余裕がありました。

関東の列車にしては珍しく、窓際の荷棚下に補助照明があるのですが、これは窓際になると天井の照明光が 荷棚に遮られてしまうため。
それだけ側面が天井に向かって絞られているということです。


空席の多かった「スーパーあずさ」12号ですが、小淵沢駅で大量乗車。
車内は一気に立ち客が出るほどの大混雑となりました。


デッキで撮った「振り子」作動時の瞬間。

連結部分を境目に、奥と手前で車体の傾きが違うのがわかりますか??


振り子特急「スーパーあずさ」の旅はここ甲府まで。

けっこう甲府で降りる乗客も多かったのですが、それ以上に乗り込む乗客も多く…
自由席ではデッキに立つ乗客が出るほどでした。





             




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