東日本の特急を乗り歩いてきましたの続き

仙台からは仙山線の快速電車で山形へ一気にショートカット!


仙台からは仙山線の快速「仙山」21号で山形へと抜けます。
この「21号」は途中の停車駅が非常に少ない「特別快速」の称号を与えられています。

6両編成の電車は行楽客と通勤通学客で大混雑。
ボックス席の窓側に陣取れましたが、発車する頃には立ち客で通路も溢れかえっていました。

途中で太陽が完全に沈んでしまったため、車窓はあまり楽しめませんでした。
すっかり夕闇に包まれた頃に「山形」に到着。
ほとんどの乗客が「山形」まで乗りとおしたため、狭い仙山線のホームと乗り換え階段は 大混雑です。

「山形」からは山形新幹線「つばさ」に乗り換え。
「つばさ」ホームには「温泉新幹線」の暖簾が掛かっていました。 ちょっと欲しくなる一品です。
400系新幹線の「つばさ」号はタマゴのようなツルンとしたボディがご自慢。
今はツートンカラーに塗りかえられましたが、登場当時はギンギンに光るシルバー1色でした。
いまだにツートンカラーの400系は馴染めないですねェ。
「つばさ」号のシンボルマーク。
「羽根」をモチーフにした、飛翔感あふれるデザインです。

「鳥」系の愛称はスピード感があるので、昔から特急の愛称に使われる事が 多かったのですが、
新幹線ではこの「つばさ」以外では上越新幹線の「とき」くらいで、他に例を見ないのは不思議です。
「つばさ」号や「こまち」号でお馴染みの乗降口ステップ。
東京駅でステップを広げてもホームとの間に、なおも隙間ができる光景を 見なれているので、
この段差と隙間を跨いで電車に乗りこむと、全く新幹線という感じがしません。
【17:30】山形駅を発車。指定席は8割方が埋まっています。
車内放送では「本日の指定券は全席売り切れ」、「席には荷物を置かないように」と 流れました。

途中「赤湯」から乗ってきた女性が、私の席まで来て「ここ、私の席なんですが…」と 言ってくるので、
ビックリして自分の券と女性の券を見比べるとなんと、同じ席番号・・・?!
「2重発行か?!」と思いきや、私の券は次の「高畠」までで、その女性の券は「高畠」からでした。
なぜ「赤湯」駅で「高畠」からの切符が改札を通過できたのでしょうね…
結局、5分ほどで私の下車する「高畠」に着くので、その場で席を譲ってしまいました。
【18:00】 高畠駅に到着。しんしんと雪が降っています。

新幹線の駅とは到底思えない駅でした。 なにしろホームの屋根は駅舎の部分にしかないし、改札は無人。
その改札もサッシ戸でカラカラカラ〜…と戸を閉める程度のもの。

「新幹線」とは言っても、在来線がもとになっている路線には こういう駅がほかにもあるのでしょうね〜。




             






            
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