東日本の特急を乗り歩いてきましたの続き

「高畠」駅に着きました。一日数本の「つばさ」号しか停まらないこの駅には、何が有るのでしょう…


ショボい駅構内とは打って変わって、駅舎はご覧のとおりの堂々とした佇まい!!  まるで童話に出てくる「お城」のようです。

ちなみに高畠駅舎にはB&B式のホテル「フォルクローロ」が併設されています。
山形駅で見かけたこの暖簾。
ここ「高畠」でもあちこちに掛かっていました。

自宅の風呂場の入り口に掛けたくなりますネ。
「高畠」駅で下車した目的は、駅舎内にある温泉に浸かるため〜♪
改札口のすぐ脇に「温泉 太陽館」の入り口があります。入場料400円を払って、 さっそく中へ…
温泉は意外と多くの人で賑わっていました。しかも見るからに地元の方が多いです。

温泉に浸かって、一度休憩室(画像)でゴロゴロして一休み。また温泉に・・・
2階の休憩室から駅コンコースを見下ろせます。

左のLED式列車発車案内板の下が、無人の改札(昼間は人がいるのかな?)。
右が温泉の入り口です。ホントに改札を出てすぐに温泉に直行できます。

赤いオニの人形は、童話「泣いた赤鬼」の作者がここ「高畠」の出身である事から キャラクターに使われているのです。
2時間ほどの温泉滞在で、すっかり体もホコホコ…。
いよいよ最後のランナーとなる「つばさ」号へと乗りこみます。

【20:02】「つばさ」128号は「高畠」を発車。
E3系「つばさ」なら先ほどの400系と乗り比べができたのですが、 「つばさ」128号も400系でした。
米沢駅積みこみの「牛肉弁当」を車内販売で購入。
お弁当パッケージ自体が特殊な製法によるもので、 いつでもホカホカのお弁当〜というものでした。
え〜、真っ暗でなにも見えないのですが、かつての難所「板谷峠」を通過中です。
温泉ですっかりリラックス。駅弁ですっかり満腹。
…その後にくるものといえば、、、「睡眠」でしょうね(^^ゞ

ウトウトと眠り込んでしまい、気が付くと「郡山」でした。
奥の方に「はやて/こまち」編成が停まっていますが、明日の朝の 「なすの」号となる編成でしょう。
さすがに「大宮」まで来ると、旅行終盤ということで目も醒めてきます。
「大宮」で少々の下車があったのですが、車内は未だ「気だるい」雰囲気が漂います。
「上野」で半分くらいの乗客が下車。

神田界隈のネオンが眩しく映ると、もう、じきに終着「東京」。
【22:24】 東京駅到着。

まる2日、乗りっぱなしに近い旅が今、終わりました。
何度も来たことのあるホームで、またこの旅でも何度も乗って下り立った このホームが、
旅の終着駅となると普段と違う表情に見えるから不思議です。

この「開放感」と「達成感」と、「何かを忘れてきたような」…そんな感覚。
最後のショットは東京駅八重洲口。
一番最後のランナーとなる高速バスからの眺めです。

またいつか。ここから始まって、ここで何かに「想う」終着点になる日まで…




      





            
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