東日本の特急を乗り歩いてきましたの続き

東京駅からは、デビューしたばかりの「はやて」11号に乗車です。


2週間前に開業したばかりの八戸行き「はやて」に乗車。

ホーム上ではすでに「はやて」乗車口に列ができていましたが、 全席指定なので殺気立った雰囲気はありません。
私も余裕で最後尾へ行って写真をパチリ。
まだまだ話題性たっぷりなのに、記念撮影の姿などは全く見られませんでした。

ホームでは「はやて/こまちは全席指定」の案内が頻繁に流れています。
自分に指定された席は、残念ながら今までのE2系の車輌でした。
「はやて」用に増備、増車された車輌の車内はこんな感じです。 ちょっと雰囲気、違うでしょ?!

発車直前で、8割方の席が埋まりました。
【10:56】「はやて」11号は東京駅を発車。

しばらく京浜東北線と同じ速度で併走が続きます。
ちなみに写真の京浜東北線の電車とは、日暮里のトンネルを出たところで また併走となりました。

大宮まではスピード自慢の「はやて」もゆっくりとした足取りで 歩みを進めます。
上野、大宮と停車して車内はほぼ満席となりました。
この先は「仙台」までノンストップです。

上越新幹線が枝分かれしていく地点に来る頃までには、 「はやて」はものすごいスピードに達します。
(最高速度の275Km/hに達するのは、宇都宮を過ぎてからだそうです。)
ちょうど昼時にかかる乗車なので、東京駅で弁当を購入して来ました。
店頭に1個残っていた「はやて弁当」を購入。

お弁当の中身はこんなです。もっと奇をてらったものかと 思っていたら、意外と「素朴」な癒し系?弁当でした。
ド派手なパッケージからは想像もつきませんネ。
大宮から10分ほどで、もう日光連山が見えてきます。
通過駅も車窓に飛び込んできては、あっという間に流れて行き、 駅の名前すら目視では確認できないほどのスピード。

山々が那須連山に変わる頃には、乾いた平野もうっすらと雪化粧しています。
この季節だと、確実に北へ向かっているのが分かりますね。
爆走状態のまま「福島」駅も通過。 東京から約270Km。
乗りこんでからまだ1時間少々しか経っていないので 全然遠くまで来たという実感がありません…。

【12:37】仙台駅到着。

「はやて」だと福島を通過すると、すぐに仙台です。仙台では乗客の三分の一くらいが入れ替わりました。
ここまで来るのに 先行する「やまびこ」号を2本も追い抜くので、「はやて」を意識的に選ぶ 仙台までの乗客も多いようです。

それにしても、ここまで来るのにホントにあっという間でした。
ついさっきまで東京駅にいたような気がして、自分が今「仙台」の地にあるという実感が 全くありません。
今回の旅の切符だと「はやて」号では「仙台」が北限となるので さらに北へ向かう「はやて」号を見送ります。

素晴らしい加速で、あっという間に見えなくなってしましました。
30分の待ち合わせで「Maxやまびこ」114号へ乗り換え。 「はやて」号で来た道を「郡山」まで戻ります。

“かものはし”か“イカ”のような、お見苦しいフェイス…
見るたびに思うのですが、もうちょっと違うデザイン処理ができなかったのでしょうかねェ?
(いくら空力特性を優先させたとはいえ…)

【13:08】「Maxやまびこ」114号 「仙台」発車。
2階席を指定して指定券を発行してもらったのですが、2階の見晴らしの良い座席ですごすには
仙台→福島はあっという間の時間。

こちらに迫ってくる単線の高架線は「山形新幹線」。  もう間もなく「福島」に到着です。
福島駅では、山形新幹線「つばさ」号と併結のため5分ほど停車します。
今までの旅行では「つばさ」側の乗客だったので、併結の様子を見るのは初めて。

たくさんのギャラリーが見守る中、大きく口を開けた「つばさ」号はソロソロ〜と入線。
全てがコンピュータ制御下で全自動のうちに完了します。
山形新幹線が開業して10年経ちますが、今でもギャラリーが集まる人気イベントです。
新幹線電車同士の併結作業のうちに、仙台を20分あとに発車した「はやて/こまち」が 超高速で通過。

単体の列車から「Maxやまびこ/つばさ」の複合列車となって福島駅を発車。
下車駅「郡山」は次の駅なので、15分ほどで到着となります。




             






            
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