東日本の特急を乗り歩いてきましたの続き

大宮で「こまち」から超級眺望を誇るこのリゾート特急へ。


次なるランナーは「スーパービュー踊り子」
以前までは、「土日きっぷ」などの乗り放題切符では別料金が必要だった、
まさに「特別急行」だったのですが いつのまにか乗車OKとなりました。

全体球面のやわらかなフォルムに、白磁器のようなしっとりとしたカラーリングは まさに「異彩」!
先頭車の肩の部分にひっそりと掲げられた「SuperViewOdoriko」のエンブレム。
3本のストリームラインは「風」がモチーフ。
比較的早い時間からホームに据え付けられるのですが、車内整備はそれから始まるので すぐには乗車させてもらえません。
しかたないので、反対のホームからもパチリ。サイドからのフロントビューが もっとも「スーパービュー」らしさを感じられますね。

ちなみに大宮始発のスーパービュー踊り子51号は、通常は新宿始発。 曜日限定で大宮始発に延長運転が行われています。
【7:57】大宮を発車。
すぐに東北本線を離れ、山手貨物線へと歩を進めます。

グループ客やカップルなど意外と大宮からの乗車がありました。

「SVO」の一番のウリ、巨大窓に景色が次々と流れます。
ひたすら貨物線を都心へ向かって走ります。
近年は「湘南新宿ライン」として普通電車が頻繁に走るようになった 山手貨物線ですが、
まだまだ「秘密めいたルート」という印象は強いかも。

横を走っていた「京浜東北線」がトンネルを抜けると「山手線」に変わるポイントは 隠れ家路線のような雰囲気です。
やがてオレンジの中央線が、イエローの総武線が寄り添ってきて新宿駅。

車窓に併走する電車が目まぐるしく変わるのも、大宮始発のSVOの楽しみのひとつです。
新宿からはかなりの乗車がありました。ここで各車とも3分の1の座席は埋まったでしょうか。
休日には大盛況でチケットの取り難い列車だったのですが、やっぱり不況なんでしょうかネ…。
次の「横浜」まで引き続き「湘南新宿ライン」を走ります。
「大崎」を低速で通過すると、地下に潜るりんかい線を横目に 蛇窪短絡線へ…。
民家スレスレの短絡線から横須賀線へ進入。
気が付くと脇を東海道新幹線が走っていて、まるで「ワープ」でもしたかのような 気分です。
横浜駅の手前でポイントを渡り歩いて、東海道線の下り線ホームへ。
横浜からもけっこうな乗車がありました。

湘南エリアに入る頃には太陽も高くなって、サンルーフのような 大窓から差しこむ日光で、車内は気温がグングン上がります。
小田原の直前で富士山が顔を見せてくれました。
昨日、今日と2日連続で車窓から富士山を拝めて、いいことあるかな…?
【9:38】小田原駅に到着。「踊り子」号はこの先「熱海」「伊豆」がメインなので やはりここで下りる人は大変少ないです。

乗り換え時間に余裕が無いので、いそいそと乗り換えホームへ…。




             






            
-SONIC RAIL GARDEN-
TOP Page   TRAVELog   Seat   lounge SRG