東日本の特急を乗り歩いてきましたの続き

	まだラッシュが始まる前の、空いた山手線で東京駅へ。 早朝のひとときもつかぬうちに、新幹線ホームへ上がります。 こちらも日中の混雑がウソのように閑散としています。 次のランナーは秋田新幹線「こまち」。 やっと白み始めた空に、「こまち」ご自慢の白い流線型も 淡いブルーも染まり、瑞々しい一日の始まり。
	車体には筆文字で「こまち」の文字。 色とりどりの色遣いがより柔らかさを際立たせていますね。 近年、英文表記の多いこの手の列車シンボルの中で、この「こまち」のタイトルは ピカイチの出来映えでは？
	「いつも混んでいる」という印象の強い「こまち」ですが、日曜とはいえ時間が早いと この程度の乗車率です。 どの車輌も１０人前後しか乗っていません。
	上野で少しばかりのお客を拾って、再度地上へ。 まだまだ太陽は顔を覗かせていません。 人工的なビル群も、どこか幻想的な雰囲気。
	JR東日本ビルに自らの姿を映して快調に走行〜♪
	陽が昇り始めると、車内もすこしづつ生気を取り戻すかのように 明るくなり始めました。 このガラガラな車内。 もしかすると併結運転の「はやて」人気で、 盛岡までの乗客が「はやて」のほうに集中しているためかもしれません。
	【7：22】大宮駅に到着。　 東京から約３０分の早朝新幹線クルージング。 大宮では「はやて」乗車口には長い乗車の行列が…！ 「こまち」のほうはガラガラの車内が３割くらいまで席が埋まりました。 あっという間の加速で、大宮駅から離れて行きました。

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