東日本の特急を乗り歩いてきましたの続き

直江津駅に着きました。ここから西はJR西日本のエリアなので東へ戻るか南へ進むかになります。


次の乗り換え列車までの待ち合わせ時間はおよそ1時間。
直江津駅のホームにはちゃんとした待合室がありますが、暖房が入っていないので極寒。

ほくほく線のりばで待機中の電車は暖房が入っていたので、こちらでヌクヌクと。
快速「くびき野」号。かつての特急「みのり」号の成れの果てです。
なんと特急時代の車輌そのままに、料金不用の快速になっていました。

4つ目ライトの北海道仕様の485系も元気に活躍中のようで!
直江津からは北陸特急「北越」号で長岡へと戻ります。
時間は午後4時30分を回ったところ。すでにこんなに暗くなってしまいました。

上沼垂電車区の最新リニューアル485系が来るのを期待しましたが、 やってきたのは従来からのタイプの電車でした。
【16:38】「北越」5号は直江津駅を発車。

写真は「柿崎」駅…?!(どこだか忘れました)
もうすでに外は暗く、車窓を楽しめる時間ではなくなってしまいました。

車内は、指定席が昔からの座席なのに対し、自由席はグレードアップ「雷鳥」に使われていた セミハイデッカー車輌。
指定/自由ともガラガラだったので、指定券を持っていましたが自由席に 座っていました。
【17:31】長岡駅に到着。
下車する人よりも乗車する人のほうが若干多く、 車内は多少潤ったようです。

新潟をベースとする485系は「北越」号、「いなほ」号とまだまだ多くの 運用を持っており、いましばらくは安泰といったところですね。
九州ではすでに風前の灯、北陸でも新型への置き換えが進んでいるので、 おそらく485系の最後の牙城は、ここ新潟となりそうです。
【17:43】Maxとき332号入線。

オール2階建ての電車がホームに滑りこむシーンは充分威圧的! 目の前を「壁」が横切って行くようです。

新潟・燕三条ですでに多くの乗客を拾ってきたようで 指定席も満席に近い乗車率です。
指定された席にリュックを下ろし、とりあえず車内の売店へ。
いろんなお弁当が並んでいて迷ってしまいます。同じように弁当を買いに来ていたおじさんも 「こりゃ迷っちまうなぁ」と一言。
そのおじさん「兄ちゃんが選んだのとは違うの買うから、先選んでくれや」と言い出すもんだから 焦る焦る。(笑)

結局この「ゆきだるま弁当」にしましたが、その後も結局おじさんはまだ迷ってました。
長岡を出ると越後湯沢に停まって、次は大宮まで停まりません。 越後湯沢を出ると車内は落ち着いて来ました。

オール2階建て車の2階部分で、眺望はサイコーのはずなのですが、 夜間の走行で外はまったく見えず…。
新幹線特有のカコンカコンという走行音も2階では響いて来ません。唯一「耳ツン」が 新幹線なんだなあと思わせるくらいです。
【19:02】大宮で少しの人が下りるも、あまり状況は変わらず。

外にはマンションの明かりやゴルフ練習場のナイター照明が見え、 「首都圏」に戻って来たことを知らせてくれます。

上野駅では半数の人が下りて行きました。上野駅、まだまだ元気です!

【19:28】終点、東京に到着。
乗客が降りきらないうちから清掃員が乗り込んできてお掃除が始まる慌しさに 「東京なんだなあ」と実感。

東京駅新幹線ホームはこれから、一日の終わりに向け最後のピーク時間を迎えます。
折り返しのMaxとき335号を待つ人の行列は、どこか気だるく眠たげでした。




             






            
-SONIC RAIL GARDEN-
TOP Page   TRAVELog   Seat   lounge SRG