東日本の特急を乗り歩いてきましたの続き

夜行列車の乗り継ぎで、暗闇に眠る長野駅に到着したところです。


長野では長野新幹線「あさま」号に乗り換えをします。
朝早くにもかかわらず、新幹線乗り場のコンコースや待合室では多くの人が新幹線を待っていました。
売店の多くはまだ閉まったまま。シャッターにはこんなロゴマーク。

ホームに出ると、寒い!ホームは吹きさらしで、冷たい風がどんどん吹きこんで来ます。
ホームの作りも新幹線らしい重厚さはなく、どことなく新しく開業した在来線の駅のよう。
先日開業した東北新幹線の八戸延伸の駅や、これからできる九州新幹線の駅はみんなこんな感じになるのでしょうね。

【5:50】あさま500号となる回送電車が基地から到着。
E2系新幹線は、こうしてサイドから見るとカッコいいです。 赤と青のカラーリングも、深みのある色で好印象!

あさま500号は上り長野新幹線の一番列車ですが、すでに自由席の乗車口には長い列が…。

で、車内はこんな感じ。すでに8割かたの席が埋まっています。
今日のあさま500号は指定席も全席完売!
反対側のホームには10分後に発車する、あさま570号も入線。
こちらにもすでに乗車待ちの人影が集まっていました。

定刻6:00に長野駅を発車。ホームを出てすぐに爆走状態に入ります。
新幹線てやっぱしスゴイわぁ。この速さ、偉大すぎます。

流れる景色に、空も徐々に白んできました。

途中「上田」「佐久平」に停車。
2駅とも、ホームでは乗車待ちの長い列ができていました。ここまでで自由席/指定席ともほぼ100%の着席率。

週末ということもあって、車内はビジネスマンより東京へ遊びに行く若い人のグループが多く、
朝の新幹線にしては珍しく「ジョイフルトレイン」状態です。

軽井沢駅をススーッと通過。スキーリゾートが広がりますが さすがに人影はありません。
ここからは一気に碓氷峠を下ります。在来線時代には日本随一の難所だった峠も 新幹線あさま号は10分ほどで通過。

碓氷峠はトンネルが多いので、朝もやに煙る峠の風景を望めるポイントが 少ないのはちょっと残念かも…。
(トンネルの合い間にちらっと見えますが、ホントにきれいですよ。これは早朝の上りあさま号でしか見られない風景!)

碓氷峠を下って、安中榛名駅を通過。
平地に畑地や住宅地が広がると「関東平野に出た」と実感! 長野の雪深い風景から一転、乾いた大地が広がります。

【6:48】高崎駅に到着。
5分後には高崎始発の「Maxたにがわ」号が設定されていますが、なぜかみんな「あさま」号に乗って来ます。
1分でも早く目的地に着きたいのかな?「時は金なり」・・・思えば新幹線にピッタリのフレーズかも。
熊谷を通過して、もう大宮駅に着いてしまいました。
ここで数少ないビジネスマンの乗客のほとんどが下車。車内はいよいよ行楽一色です。

車窓には「富士山」。ビルは低く照らす朝日にオレンジで染まります。

大宮から東京までは低速運転が義務付けられているので、ゆっくりとした足取りで進みます。
【7:34】あさま500号、上野駅到着。ここで半分くらいの乗客が下車。
新幹線の東京乗り入れですっかり「地盤沈下」してしまったかのような上野駅ですが、
まだまだ北の玄関口としての威厳を保っているようです

ここで次の列車に乗り換え。深い地下ホームから長い長いエスカレーターで在来線ホームを目指します。
次に乗車する列車のホームにやって来ました。
カメラを構える「鉄」の大群! すでにパニってるようですが、さてさて、次に乗るのはいったい…?




             






            
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