東日本の特急を乗り歩いてきました


今回の旅行の旅立ちは「新宿駅」からです。  それでは長い長い「激乗り」旅のはじまり、はじまり。


出発点は、夜の新宿。23時を回ったというのに、この明るさ、人の多さはなんなんだ?!

新宿駅に着いて数分後に「ムーンライトえちご」号が新潟に向けて発車して行きました。
全席指定なのですが、発車直前に通勤客とおぼしき方が何人も飛び込んで乗って行きました。
夜行列車特有の気だるい雰囲気、ムンムンです。

中央線のホームにはスーパーあずさ号。
回送電車ですが、先頭車では延々と「AZUSA」「あずさ」と表示が変わっていました。


今日は「ムーンライト信州」号で旅立ちです。入線してきたのはなんと「あさま」カラーの189系。
つい数年前まで「特急」だったのに、ずいぶん格が低くなっちゃいました。

入線後も15分ほどはドアが開かず、すぐには乗車できません。

先頭は絵入りのマークを期待しましたが、ただの「快速」マークでした。

「白馬」まで走ります。
急行「アルプス」が全廃となったので、補完列車として「ムーンライト信州」号が登場しました。
運転曜日限定の臨時列車です。

いよいよ発車です。
街のネオンがドンドン流れて行きます。

「土日きっぷ」は、日付の変わる最初の停車駅「立川」から使うので、 「立川」までの乗車券もいっしょに車掌さんに見せます。
特に説明しなくても、切符を見ただけで車掌さんは即了解!

座席はかつての特急「あさま」の指定席で使われていた席です。
フリーストップリクライニング席なので「快速」にしては破格のサービス!

しばらく走っても減灯されないので、アイマスクを着けて寝ることにしました。
ちなみに「ムーンライト信州」号は、一晩中減灯されませんでした。

ぐっすりと眠り込んでしまい、目を覚ますと甲府駅。
2分停車なので、外に出て自販機で飲み物を購入。

冷たい空気がピシッと肌に突き刺さります。

列車は真夜中の中央線をひたすら北上。 甲府を出てからまたすぐ眠り込んでしまいました。

目を覚ますと「塩尻」駅。
塩尻では10分停車。外に出てみると、屋根のないホームには雪が積もっていました。
ここでEF64重連の貨物列車に、先に道を譲ります。

4:32ピッタリに松本駅到着。外はまだまだ真っ暗です。

ここで半分くらいの乗客が下車。車内に残ったのはアルピニストとおぼしき人ばかり。
みなさん終点「白馬」まで乗るようです。

私はここで夜行列車から、また夜行列車へ乗り換えです。

乗り換え列車は大阪からやってきた急行「ちくま」号。 新型特急「ワイドビューしなの」号で使われている電車です。
「ムーンライト信州」号の反対側で到着を待っていてくれるので 乗り換えは楽チンです。

「ムーンライト信州」号から「ちくま」号から乗り継いだ人はあまりいないようでした。
けっこうメジャーな乗り継ぎパターンなんですけどね。
車内では、大阪や名古屋から乗ってきた人が眠りこけていました。

車内は薄暗く、こういう照度の列車なのだと思っていましたが、
終点到着直前にギンギンに明るくなったので夜間は減灯して走っているようです。

難関「冠着」越えも、外は真っ暗で何にも見えず…。
山越えをして、峠を抜けると眼下には街の明かりが広がります。

まだまだ暗闇の広がる中、終点「長野」に到着。
太陽の昇っていない中で終点に着くってのは、何ともわびしい気分。
下車した乗客は、どこか疲れた表情を浮かべて出口への階段を上っていきます。





      






            
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