釧網線の列車から3分の乗換え時間。乗りこむとすぐに発車です。 網走駅を勢いをつけて加速、飛び出しますがすぐに減速、惰行でスピードは上がりません。 それでもエンジン音はけたたましく、どうやら、これが精一杯の走りのようです。 線路状態が悪いのか、さきほどの「おおぞら」号に比べて揺れが激しく、ちょっと快適な特急とは言い難いです。 |
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座席は指定、自由とも簡易リクライニング。簡リクで6時間半の道のりは、かなりキツイ… 座席のモケットはなぜか「タンチョウ」柄。オホーツク号の走る沿線にタンチョウの飛来地はあったっけ? |
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網走からは森林の中を縫うように、カーブでくねらせて走りますが、美幌からは水田風景が広がります。 それでもスピードはマイペースを保ったまま、ただエンジンだけは苦しそうにフル回転しています。 北見の手前で線路は高架線に。すると列車は一転してグングン加速し、一気に高架を駆け下りて北見に到着。 |
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空は厚い雲に覆われて、夕日すらも望めず。北海道初日の天気は、ぐずついて暮れていきました。 先へ進むにつれて外は暗くなり、とうとう遠軽手前で、外は完全に闇となりました。 遠軽では進行方向が変わります。が、みんな放送が流れる前に座席を回転させ始めました。みなさん乗り慣れているんですね〜。 遠軽ではまとまった乗車があり、車内のほぼ全ての席が埋まりました。ここで下りオホーツク5号と交換です。 |
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北海道の長距離特急には車内の各座席にメニューが備えてあり、メニューの中には途中駅で積込みの弁当があります。 予め車内で車内販売員へのオーダーが必要なものもあり、遠軽の「かにめし」もその限定弁当のひとつ。 お味のほうは… うん、ウマイ!! ふんだんにカニが使われていて贅沢なお弁当です。 しかも作りたてで、ごはんがホカホカで温かい!! |
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遠軽を出る頃には外は真っ暗で、車窓にはもう何も見えません。 旭川でかなりの人数が下りて行きましたが、驚いたのは、それ以上の乗車があったこと。 車内は立ち客が出るほどの大盛況ぶりに! まるで通勤特急の様相の「オホーツク」号は終着・札幌に到着。 |
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