終焉の元祖“2階建て新幹線”
さよなら100系新幹線の旅の続き



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翌日、静岡から東京への戻りも「こだま」号に乗車。

このパタパタ式の列車発車案内表示板もあまり見かけなくなりましたね。

帰りの「こだま」452号も、もちろんこの車輌!

背の低い300系や700系がノソノソとホーム入ってくるのと比べると、 100系は背が高いぶん、安心感がありますね。

そして帰りもこの車輌に乗車です。贅沢三昧でゴメンナサイ…?!

でも「ぷらっとこだま」なら、指定席料金に2,000円足らずの追加でグリーン車に乗れてしまうのです。

今日も2階グリーン席のオープンキャビンはご覧の通り。

ところが…

「ぷらっとこだま」に振り分けられている11列と12列だけは見事に埋まっています。

みんなこの切符を愛用しているんですね〜。

ま、営業してないことは分かっているんですが「カフェテリア」へ。

やっぱり空っぽのショーケース。時折、車内販売のお姉さんが商品の補充に戻って来ました。

「カフェテリア」通路側の電照広告板には「500系のぞみ」のコマーシャル。

どうやらこの100系編成はJR西日本の所属車のようです。
東海道新幹線に残った100系運用は全てJR東海車で賄われていると思っていたので、意外でした。

JR西日本の100系といえば「グランドひかり」の頃が懐かしいですね…。

揺れも少なく、安定した走行が続きます。

スピードメーターは220km/hを表示したままピクリとも動きません。
三島駅で後続の列車の通過待ちです。

700系があっという間に走り去って行きました。
あまりの速さに、行先表示機から「のぞみ」か「ひかり」か読取れませんでした。

ふと乗務員室ドアの編成ナンバーに目がとまりました。

「 G1 」

なんとカフェテリア組み込みの100系のファーストナンバーです。

もしやと思い、グリーン車のナンバーを見てみると…

JR西日本のロゴマークと一緒に「148−1」と、やはりファーストナンバーが鈍く輝いていました。

ちなみに私の乗った9号車は「149-101」がファーストナンバー。なぜ「-101」がファーストナンバーなのか?「0番台」は?

実は、すでに撤退/廃車となった「食堂車」組み込みのまさに元祖100系のX編成の9号車が「149」型の0番台なのです。
カフェテリアのある車輌に「148」型という新形式が付与されたので、
それに合わせて9号車も「149-100」として常に2両セットでナンバーが揃うようにしたのでした。




      






            
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