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再び「函館」駅に戻ってきました。ちょうど「白鳥」号と「北斗」号の接続シーンに遭遇。
どちらも「国鉄型」の車両ですが、色や形を変えて今でも現役バリバリです。

函館駅の西側には広大な留置線が広がっていて、いろんな車両が見られます。 そのほとんどが編成を成して佇んでいますが、なぜかこの車両は1両だけポツンと。


夕焼け空になりつつある「函館」駅からは、函館本線の普通列車に乗車します。

ちょっと小腹が空いたので、駅で買った“北海道ならでは”の軽食で腹ごしらえ。


やって来たのは「函館」駅から一駅の「五稜郭」駅。 駅のホームからは、かつて快速「海峡」号に使われていた客車が1両だけ残っているのが見えました。
ここでは貨物列車の機関車入替と付け替えが行われるようで、“金太郎”と“赤熊”のバトンタッチシーンを見物。




上の「海峡」号の青い客車と並んで、スッポリとカバーを被せられたナゾの物体が佇んでいました。

これ、実は「ドラえもん海峡列車」に使われていた781系電車らしいです。
すでにキャラクター使用契約期間が過ぎているため、版権の関係で「ドラえもん」を晒したまま留置できないのでこのようなカバーが被せられているのだとか。 キャラクターものはお客を呼び込める半面、こういう苦労もあるんですねぇ。


「五稜郭」駅まで来た目的は、関東ではほとんど縁の無い存在の「トワイライトエクスプレス」です。




「北斗星」や「カシオペア」が「函館」駅で機関車チェンジをするのに対し、 「トワイライトエクスプレス」は「函館」には寄らず、その手前の「五稜郭」で機関車チェンジを済ませています。

DD51に牽かれてやってきた「トワイライトエクスプレス」。ここで進行方向を変えて、最後尾だった側に青函マスターED79を連結します。


20分ほどの機関車交換停車の間に、特急「白鳥」号がこちらを横目に先行して行きます。

ダイヤ上で「トワイライトエクスプレス」は、この「白鳥」号を追いかけるようにして津軽海峡線へと走り出します。


機関車交換も終わり、北海道を去る準備万端。

・・・って、アレ? カン無しですかぁ?!


ゆるゆると、大柄なボディを揺らしながらいくつものポイントを渡り走り出す「トワイライトエクスプレス」。 側線から函館本線を横切って、長い編成をくねらせて江差線へと進んでいきます。

最後尾の「展望スイート」がどんどん遠くなっていくまでお見送り。


「青森函館フリーきっぷ」ではフリーエリアないの特急自由席が乗り放題なので、 「函館」への戻りにも1駅区間ながら遠慮なく特急列車に乗車。

もうすっかり陽の落ちた北の大地に、高輝度ライトの光を突き刺すように「スーパー白鳥」号がやってきました。






「函館」駅で「スーパー白鳥」を出迎えるアクセス特急は、「スーパー北斗」号。 改札を出ずに、隣のホームで発車を待つ「スーパー北斗」へと乗車します。

個人的にはキハ283系よりはキハ281系のほうが好きなので、今回の旅行でもキハ281系に乗れるのを楽しみにしていたのですが、この「スーパー北斗」号はキハ283系でした。


「青森函館フリーきっぷ」に料金を足して、これからこの特急でフリーエリア外まで飛び出します。

乗った「スーパー北斗」号は、「北斗」系列の最終列車でしたが・・・自由席はガラガラで拍子抜け。 わずかな乗客のほとんどが出張帰りのビジネスマンで、一杯宴会を開いていたり、居眠りしていたりとまさに「夕刻のビジネス特急」そのままの姿でした。


やって来たのは「洞爺」駅。

突如サミット開催地に選ばれて、知名度も急上昇中の「洞爺」ですが、ここで降り立ったのは私を含めても2人だけ。 ホームにも全く人の気配がありません。


すっかり夜の帳が下りた闇の中を「スーパー北斗」は素晴らしい加速で走り去って行きました。

あっという間に静けさを取り戻す「洞爺」駅のホーム。












-SONIC RAIL GARDEN-

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