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トンネルに入ると轟音もけたたましく、トンネル導入部のイルミネーションも「何か光った」という程度にしか
分からないほどのスピード。もうこの時点でMaxスピードの140Km/hが出ているのでしょうか。
青函トンネル内は高湿度となっていて、トンネル突入と同時に窓が曇って雫が流れ滴るのですが、
先頭デッキの窓は常にクリアなままでした。
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高速走行を保ったままに「竜飛海底」駅を通過。
蛍光灯が光のスジとなって、みるみるうちに後方へと流れ去っていくシーンはまるでSF映画のタイムワープ。
北海道側の「吉岡海底」駅では、構内のあちこちに機材が搬入されているのが見えました。
「北海道新幹線」敷設のトンネル内工事がいよいよ始まったことをうかがわせます。
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俊足自慢の「スーパー白鳥」。世界一の長さの「青函トンネル」も30分足らずで走り抜けてしまいます。
視界がパッと開けるとそこはもう北海道。もう何度めかの青函トンネル体験ですが、やはりこの瞬間は「遠くへ来た!」という充実感に満たされます。
「木古内」駅の手前では、上り「スーパー白鳥」とすれ違い。正面がちに見ても789系はスリムで背の高いフォルムに見えますね。
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北海道側最初の停車駅は「木古内」駅。
ここでは思っていたよりも多くの人が降り、乗ってきました。
ここ「木古内」駅は将来、北海道新幹線の駅もできる予定です。
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「木古内」駅からは江差線と共有の単線区間なので、再びのんびりスピードに。
海の向こうにうっすら函館山が見えてくると、終点はもうすぐそこです。
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「函館」駅に入線していく「スーパー白鳥」号。
大きくカーブした線形はかつての「青函連絡船」時代の名残です。
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ドアが開くと、ホームは「スーパー白鳥」からの下車客でいっぱいになりました。
自由席の空きっぷりは「青森」から変わりませんが、指定席から降り立った人の多さには驚き。
この列車は八戸からの乗り通し客は「指定席」を確保して乗るのが定着しているようです。
一方の「自由席」は、地元の人の気軽な短距離利用がメインといった感じでしょうか。
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「スーパー白鳥」の到着を受け止める道内アクセス特急は「北斗」号。
とはいえ、乗り継ぎ客はさほど多くないようで、空席を多く残したまま一路「札幌」へと走り去っていきました。
国鉄型気動車とJRの新型特急電車が並ぶと時代の差を感じますが、カラーリングを見るとJR北海道のセンスの良さと、
同社の好む共通した塗り分けに「北海道らしさ」を感じます。
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