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ひとしきりYS-11の撮影・見学を堪能した後、再びタクシーで青森駅へ。 青森駅から徒歩でやって来たのは、「青函連絡船メモリアルシップ・八甲田丸」。 |
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さっきまでYS-11を見つめ続けていたので、青函連絡船のその大きさがより巨大なものに見えてきます。 一度、この船で津軽海峡を航海して渡道してみたかった・・・・私が1人で旅に出る頃、すでに青函トンネルの時代でした。 |
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船内に入ると、ちょうど現役時代のブリッジデッキの「普通船室出入り口広間」にあたる場所となります。 ここにはかつて普通船室の案内所があり、向かいには食堂の入り口がありました。 現在はここが入館チケットの購入カウンターと売店になっていて、かつての食堂をそのまま利用していると思われるビアホールがあります。 見学順路の案内に沿って3階「プロムナードデッキ」に上がると、現役時代の客室案内図。これをよく頭に叩き込んで館内を回ると・・・ 現役時代の設備をところどころに残しつつ、展示スペースの内部改造が行われていることはよく分かります。 |
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展示コーナーの冒頭空間には青函連絡船のシンボルマークがずらりと紹介されています。 どれも秀逸なデザインかつポップで可愛らしいマークで、現在にも通用しそうなものが国鉄時代に生み出されていたことが驚きです。 |
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館内のところどころには現役時代の外周甲板をそのまま使った非常用の避難口があります。 そこに貼られていたのは・・・グリーン席マークに「GREEN CABIN」の文字! 鉄道用に作成されたシールであれば「GREEN CAR」の表記となるので、これは「八甲田丸」が「青函連絡船」として活躍していた時代の名残そのものでしょう。 |
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さらにトイレで発見したのは、こんな形状の通風窓。 建築物向けの窓とは思えない2段開閉式の窓。これも往年の時代から残る「時代の証人」でしょうか。 |
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かつての前方グリーン船室は、青函連絡船に関する歴史や数々の関連物を展示しているブース。 この展示室のスターボードサイドには、かつてのグリーン席をそのまま活かしたビデオ鑑賞コーナーがあります。 |
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座席全体からくたびれた感が漂っているのは否めませんが、往年の赤モケットにレッグレスト、大きく倒れるリクライニングはまだまだ元気に生きていました。 さすがに読書灯までは灯りませんが、海側の席に座って外を眺めていると、まるで今にも出航しそうな雰囲気? 私自身は現役の青函連絡船を知らないのですが、往年の時代を知っている人には懐かしく当時を思い出させるのではないでしょうか。 |
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寝台室は透明なアクリル板越しに中の様子を見ることができます。 2段ベッドにリビングコーナーに専用の洗面台まで備えた寝台室は、当時は高嶺の花だったんでしょうね。 |
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船内で使われていた各種案内板も一堂に展示されています。シャワー室なんて設備もあったんですね。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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記念切符コーナーでは年代物の乗船券から記念乗船券、さらには青函トンネル時代の記念切符(「スーパー白鳥」の一番列車の乗車証明書まで!)がたくさん展示されています。 そんな中で気に入ったのがお正月の乗船記念券。「東急観光函館営業所共催」とあるのでイベントモノ?だと推測しますが、 「お雑煮券」に「福引券」なんて、きっと船内は大盛り上がりだったんでしょうね。 |
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連絡船といえばこれ。「青函連絡船乗船名簿」。 年代によって微妙にフォームが違っていて、思わずじっくり見てしまいます。 |
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こちらは・・・客室ではなく船長室。 こちらもアクリル板越しに中を見るカタチでの展示ですが、一見しただけでも広々としています。 薄暗い中にマネキン人形が置かれていて、一瞬ギョッとします(笑) |
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こちらは事務長室。さきほどの船長室とは通路を挟んで対面にあります。 ベッドの毛布には「JNR」マーク。それはそうと、青森−函館間の航海で、 船長さんも事務長さんも実際にこの部屋で寝ることはあったんでしょうか? |