画像をクリックするとポップアップで大きな画像が表示されます。


今回はそのまま津軽海峡線へとスルーして渡道せず、青森駅で途中下車。

この日は東北・北海道も季節外れの真夏日で、太陽はカンカン照り。 実は半袖シャツで旅立ってしまい、「関東より北方なんだからこの格好じゃ絶対に肌寒い思いをするだろうなぁ」と 後悔していたのですが・・・全然そんな心配も無用でした。

青森駅には2つ出口があり、画像とは反対側の北側の駅舎からタクシーに乗り込みます。


タクシーに乗ってだいたい2メーター。やって来たのは「みちのく北方漁船博物館」。
歩くと駅からだいたい30分くらい。普段はこの位の距離ならフツーに歩いて移動するのですが、外の暑さに負けてタクシーを使ってしまいました。

館内に入って受付で目的のモノを見たい旨を告げると、「外にあるのでどうぞご自由に」とのこと。 入館料も払わなくていいとのことでした。
(タダ見ってのも申し訳ないので、お土産コーナーで青函連絡船のポストカードとチョロQを購入(^_^ゞ)


で、外に出ると、博物館とお隣の配送会社の冷凍倉庫の間にだだっ広い空き地。

そこに彼は大きな漁船とともに鎮座していました。


今回ここまで見に来たのは、昨年の完全退役で大きな話題を振りまいた「YS-11」。
ご覧のようにレインボースキームにJASロゴを纏った機体で、このカラーリングそしてJASロゴの保存機は日本でもこの機体が唯一です。

この場所は海がすぐそこで、年中潮風に晒されているはずなのに、保存状態が大変美しいのには驚きました。


 【保存機:JA8809】   1968年にブラジルのクルゼイロ航空にデリバリー。1979年にTDAが購入し、帰国。
 TDA登録後は「いこま」のペットネームを与えられ、その後TDA〜JAS〜JAC時代を渡り歩く。2003年にJAC時代を最後に現役引退。
 YSの設計主任が青森出身の著名な航空技師であったのが縁で、引退後に羽田からこの地へ分解輸送される。
 展示の際、より見栄えするようにと、JASのレインボースキームに塗りなおされる。



機内の見学ができるというのがこの保存機の大きな特徴で、今回もそれを目的にやってきたのですが・・・・ 残念なことに去年いっぱいで機内の公開は終了。今年の公開から機内は見られないそうです。

今後イベントとかで公開することはあるのか受付の人に聞いてみましたが「分からない」とのこと。
内部は客窓にカーテンを装備した貴重な機体で、ぜひとも通年公開とせずとも、年に数回の限定公開でもいいので 機内見学の機会を作ってもらいたいところです。












-SONIC RAIL GARDEN-

TOP Page   TRAVELog   Seat   China   WiLL Vi   lounge SRG   Link