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大船からは横須賀線へ乗り換え。
この先、久里浜方面へ向かうわけですが、先ほどの平塚で久里浜まで通しでグリーン料金をSuicaに読み込ませておいたので、
大船で新たにグリーン料金を払う必要はありません。
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ここ大船から先の横須賀線は「末端区間」となるわけですが、鎌倉・逗子・横須賀と著名な観光地が続くので、
グリーン車は意外と混雑したままで大船を発車。
2階席はやはり各席とも埋まっていて、空いている1階席に陣取ることにしました。
こちらは上に比べて人も少なく静かです。
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横須賀線で活躍している電車はE217系。首都圏で主役の座を射止めたE231系電車の「先輩」に当たる電車です。
まだ普通グリーン席が「特別車」として東海道・横須賀・総武快速線にしかなかった頃に生まれた電車なので、
最近のE231系やE531系のグリーン席に比べると、こちらはシートデザイン・空間色彩に高級感があります。
クッション材もE231系のものに比べて格段にフカフカだし、アームレストもちゃんとレザー張り。
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大船駅ホームの自動販売機で見つけた、こちらの変わったアイスを食べながらちょっと空腹をしのぎます。
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北鎌倉・鎌倉・逗子と停まって、グリーン車の乗客のほとんどが下車していきました。
逗子では数分停車。後続の逗子止まりの湘南新宿ラインの電車が到着するのを待って発車です。
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トンネルにはさまれた「田浦」駅。
11両編成だと、トンネルに掛かってしまう1号車と2号車はドアが開かないというおよそ「首都圏」にあるとは思えない駅です。
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横須賀駅を出ると、いよいよ車内はローカル線のような雰囲気。
誰も居ない車内にお昼の日差しが差し込み、ガタンガタンと電車の走る音だけが響く・・・
通勤時間帯のグリーン車とはまた違ったのんびりした雰囲気が空間内に漂います。
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終点・久里浜駅に到着。
降り立つ人はパラパラと数えるほどで、首都圏でも指折りの混雑通勤路線の終着駅とは思えないほど長閑です。
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