【特急】スーパー北斗9号 函館 12:17 → 南千歳 15:03

画像をクリックするとポップアップで大きな画像が表示されます。



時間が前後しますが、函館駅発車後にグリーン車では「ツインクルレディ」さんが車内改札とドリンクのオーダーを訊いてまわります。

ホットとコールドあわせるとけっこうな種類から選べて、ビュッフェなどの設備を持っていないのにこの選択の幅の広さにはビックリ。 「紅茶」をオーダーすると「レモンかミルクか」も選べます。


(画像は別列車にて撮影したものです)

「スーパー北斗」のグリーン席は、「スーパーおおぞら」に比べるとゴテゴテしたゴージャス感はありませんが、 昨今流行のチープなグリーン席に比べれば上品で落ち着いた雰囲気です。

ご覧の通りかなりリクライニングの角度が大きく、真ッ昼間の走行ですが、すでにイビキをかいて寝ているおっさんも・・・ もちろんしっかり「膝掛け毛布」の貸し出しだってあります。

メガネを掛けている者からすると、アームレスト内側の小物入れがとても嬉しい! 「移動中にメガネを外すことなんてあるのか?」って? 長距離移動になればなるほど、けっこうあるんですよ〜。 そんな時、こういうちょっとしたスペースが重宝するんです。


吹雪で視界がだんだん悪くなる中、列車は怯むことなく快走を続けてガンガン進んでいきます。

この雪中走行のダイナミックな光景を見てみようと、先頭車の貫通路にある「展望スペース」へ。
鉄道好きにはもちろん、一般の利用者にも人気にスペースなので先客がいることが多いのですが・・・ 運良く誰もいなかったので、しばらくここで雪を巻き上げながら振り子カーブに突っ込んでいく迫力シーンを 楽しませてもらいました。


「函館」発車後、「五稜郭」「大沼公園」「八雲」「長万部」・・・と比較的こまめに停車していきます。
画像は「八雲」駅への入線シーン。北海道ではホームに屋根の無い部分が多い駅がけっこうあり、ご覧のように 雪降る中で列車を待つ人も。

こちらから「八雲」駅発車の走行展望シーンの動画がご覧いただけます。
(MOV形式/1分/約4MB/音声あり/QuickTimePlayerかrealPlayerが必要)

      


再びグリーン席へ戻って、まったりと過ごします。 やっぱり大きな座席に身を任せて、流れる車窓をなにも考えずに眺める・・・これが鉄道旅行の醍醐味ですよね。

「スーパー北斗」のグリーン席でもオーディオサービスは継続中です。
チャンネル1〜3のラジオ放送は受信状態が悪いようで、チャンネル4〜6の音楽サービスを拝聴。


カーブ通過時の「振り子」の傾きは、車内で座席に座っていても充分に感じとることができます。

かなり大きなカーブになると、まるで旋回中の旅客機並みのダイナミックさ。 もっとも車内を移動する時や、車内販売のツインクルレディさんにはこの大きな「傾き姿勢」が難敵でもあります。


「長万部」駅を出ると2回目のドリンクサービスがまわって来たので、 (ちなみにこのドリンクサービスは、ツインクルレディさんを呼び止めてお願いすれば、 いつでもお替りOKです。)暖かい日本茶をオーダー。

ちょいとおやつに、車内販売のレディさんから「元町チーズケーキ」を買って、 流れ行く車窓を眺めながら午後のブランチ気分。こういう「旅」が楽しめる長距離列車って、 最近じゃ少なくなりましたよね。。。





      








-SONIC RAIL GARDEN-

TOP Page   TRAVELog   Seat   China   WiLL Vi   etc…   BBS   Link