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海底駅に停車する列車は、普通の駅に停まるよりもかなりの低速で入線してくるので、迫り来る「恐ろしさ」のようなものは感じられません。
でも、そこはさすがトンネル駅。トンネル内に響く轟音が、入線の迫力を倍増!
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行きの「スーパー白鳥」を下り立った時に一緒だったお偉いさんの視察団は、この列車には乗らないようで、
一般見学の6人だけがこの列車で「函館」へと帰ります。
2号車だけドアが開いて、最後にガイドさんと車掌さんが参加者と乗車人数を照らし合わせてカウント。
「ありがとうございました〜」とガイドさんを海底駅に置き去りにして列車のドアは閉まります。
ガイドさんは最後の見学ツアーを送り出すまで、一日中このトンネルの中で過ごすんでしょうね。
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海底駅から乗り込んだツアー参加者は自由席の利用なので、各々好きな席へ。
それにしても、客室へ入った時に乗客からの視線が一気にこちらに向けられるのはちょっと恥ずかしかったなぁ・・・
(まぁ、こんな駅から乗り込んできたら「何者だ?」と思われてもしょうがないか(^_^;)
特急「白鳥」は海底駅停車に格段の余韻を残すわけでもなく、すぐに発車。
あっという間に「吉岡海底」駅が視界から消えていきます。
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青函トンネルを出て再び北海道へ戻ってきました。
(・・・いや、海底駅も「北海道の大深度」なわけではあるんですが。。)
ずっと暗いところにいたせいか、晴れ渡る空でもないのに車窓がやけに眩しくて、目がシパシパします。
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車内が「やけに空席ばっかりの列車だな」と思ったら、この「白鳥」95号は
八戸駅で接続する「はやて」が仙台発の区間運転列車でした。 東京発の初便「はやて」が接続するのは、この1本後の「スーパー白鳥」1号から。
途中「木古内」駅にも停まりましたが、乗ってくる人はほとんどいなくて、
まるでローカル線の末端区間の列車のようです。
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のんびりとした走りで「白鳥」95号は「函館」駅に到着です。
最後尾のお顔は・・・もはや「正体不明」の様相!!
再び「函館」へと戻ってきたわけですが、朝よりも雪の降りが強く激しくなっているような・・・
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