【特急】スーパー北斗2号 札幌 7:00 → 東室蘭 8:11

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昨日の「スーパーおおぞら」で乗っているキハ283系ですが・・・乗車口のカラーリングがかなりハデハデです。 アクセントに使っている「赤」が強く感じるからかな?

そして行先表示と号車案内の2つ看板はLED式で、和/英の表示切替がチカチカ。 これもハデやかではありますが、ウチとこのジモ電「フレッシュひたち」なんかに比べれば表示内容が見やすくて、 「情報の提供」という点から評価に値します。

入り口から見えるフリースペースが、ゆとりある車両といった雰囲気を感じさせますね。


入線直後のグリーン席客室をパチリ。

「あれ?」と思ったのは・・・昨日乗った「スーパーおおぞら」のグリーン車は、荷物棚に扉がついた 旅客機ハットラックタイプだったのに対して、このグリーン車は荷物棚がオープンスタイル。

こういうトコに気が付くと、もう止められなくなるのが“座席屋”の悲しいサガでしょうか(^_^;


昨日グリーン席に乗ってあるので、今日は普通車指定席。

ご覧の通りの混雑で、車内の乗客は99%がスーツ姿のビジネスマン。
ホットコーヒーとサンドイッチ、日経新聞とスポーツ新聞が至る所で目に付いて 「東海道新幹線ライク」な雰囲気です。  私の隣の席の方なんかは、ノートPCを広げて企画書を作ってました。

先ほどはガラガラだったグリーン席も、発車直前に通りかかったら見事に満席でした。


「スーパー北斗」2号は、定刻7:00に「札幌」駅を発車。

キハ283系お得意の「弾丸スタート」が見られるのかと思ったら、意外にものんびりとした走り出し。 同時発車となる函館本線の普通電車と、しばしの併走が続きます。


徐々にスピードを上げながら、「スーパー北斗」は まだ夜が明け切らない札幌の街並みの中を駆けて行きます。

「札幌」から8分で「新札幌」駅に停車。
「速達型の特急が停車するほど、そんなに需要があるもんなのかなぁ?」と思っていたら・・・これが大間違い! ぞくぞくと乗ってくるわ乗ってくるわで、デッキに立ちんぼうの人も出るほどの大混雑に!!


「南千歳」駅を出ると、太陽が顔を見せ始めました。

一面の雪原に昇る太陽。 白い世界が薄くオレンジ色に染まり、列車が巻き上げるパウダースノーは キラキラと光りを踊らせて車窓一面に舞い散ります。

真冬の北国だけで見られる、朝の一瞬の幻想世界。


大混雑の列車は「苫小牧」到着で、車内の様子が一変します。 一気に乗客の大半がここで下車して行き、まるで「ここが終着駅なのか?」と思わせるほど。

隣の席の人も「苫小牧」で降りて行って、座席から立って身動き取れるようになったので、 後展望が楽しめる最後尾の車両へ行ってみました。


こちらから後展望で撮影した走行シーンの動画がご覧いただけます。
(MOV形式/29秒/約2MB/音声あり/QuickTimePlayerかrealPlayerが必要)

      


結局、「苫小牧」からはずっと後展望で流れ行く風景を眺めていました。 雪を巻き上げながら、延々と一直線に進む光景は「北海道」ならでは。

このまま一気に「函館」へ・・・と行くのが普通でしょうが、 ちょっとこだわってみた行程なので、この「スーパー北斗」2号を「東室蘭」で下車します。





      








-SONIC RAIL GARDEN-

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