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「まりも」号の到着で、早朝の札幌駅は各地から夜行列車の到着ラッシュを迎えます。
札幌着2番手は、稚内からの特急「利尻」号。
こちらもディーゼル車両の真ん中に寝台客車を挟みこんだ、特殊な編成での運転。
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基本は4両編成の「利尻」号ですが、今日は(今日も?)札幌方の先頭車にもう1両先頭車をくっ付けて
増結運転となっていました。
車両の連結部分には、びっしりと雪が固まっていて、過酷な一晩を走りぬいてきたことが分かります。
この「利尻」号、2006年3月のダイヤ改正で夏季の観光シーズンのみの季節列車になり、
愛称も「はなたび利尻」号に変更されます。雪と格闘する一夜の走行も、この冬で終結。
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次に札幌へと滑り込んでくるのは、青森から青函トンネルを抜けてやって来る夜行急行「はまなす」号。
寝台車と座席車で構成されるオール客車編成なので、北斗星用のDD51ディーゼル機関車に牽かれての運転です。
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最後尾の客車には、雪がびっしり!
いつもは「きょとん」とした顔つきの客車ですが、冬場はものすごい形相に。
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最後は網走からの夜行特急「オホーツク」10号。
こちらもディーセル車に寝台客車を組み込んだ編成での運転です。
昼間の特急「オホーツク」号の編成に寝台車をねじ込んでいるので、グリーン車も連結されているのが特徴。
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ボディサイドにも氷結した雪がビッシリ! 見ているだけで寒さが増してくるようです。
この夜行「オホーツク」も2006年3月で季節列車となり、新たに冬季の流氷シーズンにあわせた運転に変わります。
この冬を終えると、今度また会えるのは1年後。。。。
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さて、北海道2日目の旅へと歩みを進めましょう。
今日のファーストランナーは、特急「スーパー北斗」2号。
「スーパー北斗」というとキハ281系のイメージが強いのですが、一部の列車は「スーパーおおぞら」型の
キハ283系で運転されています。
(キハ283系で運転されるのは「スーパー北斗」2・7・16・21号。それ以外はキハ281系で運転)
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LED式のヘッドサインにも「北斗七星」をシンボライズした七つ星が表示されています。
「スーパーおおぞら」のタンチョウの舞いや、「スーパーとかち」の大胆な「ST」マークに比べると、
かなりシンプルな表示ですね。
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