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「帯広」からは再び根室本線を逆戻りして「釧路」へ。もちろん次なるランナーはこちら。
「いよいよ!」というか「ついに!」というか、実は「スーパーおおぞら」号に乗るのはこれが初めてです。
5年前の北海道旅行の時はまだ「スーパーおおぞら」と「おおぞら」号の交互運転の時代で、「スーパー」のほうには
乗ることが叶いませんでした。
満を持しての「初乗車!」なのですが・・・・途中、激しい風雪の影響で徐行運転中だそうで、「帯広」到着は
約10分の遅れ。この先がちょっと心配です。
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あられのような雪が舞う中で足を踏み入れた車内は・・・フロントカウンターのような車掌室に、ミニロビーのような
スタンドスモーキングスペース。
まるでちょっとした「ホテル」のような雰囲気で、787系「つばめ」に足を踏み入れた時のような
「驚き」がありました。
照明も絞られて、とってもムーディ! 寒い寒い「冬の北海道」を旅する者に、この不思議と温かな雰囲気は
大変なインパクトを与えてくれます。
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せっかくの「初・スーパーおおぞら」号なので、別料金を払ってグリーン席にしました。
通路の自動ドアが開いて目の前に広がる客室空間・・・・一瞬「息を呑む」とはこのことです。
デッキ以上に光量が絞られ、天井に十字の光線を描くようなライトワークはまるでハイセンスなシャンデリアのよう。
そしてそこに並ぶのは・・・最近のJR特急ではすっかり見られなくなった堂々とした佇まいの大型ハイバックシート。
「南の787、北の283DC」と評される2大グリーン席への賞賛は、間違いないようです。
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(画像は「スーパーとかち」で撮影したものです)
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座席単体で見ると、おそらく787系「つばめ」のそれを抜いて「日本一」ではないでしょうか。
まずその見た目にどっしりとした安定感。可動式ピローと巨大ヘッドレストに加えて深いリクライニング角度は、
まさに「寝るため」のもの。
先代の281DC「スーパー北斗」で標準装備化したランバーサポートにフットレスト。これらにさらにレッグレストが加わるという
超豪華版になっています。
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座席周りの付帯設備の操作は全て手元に「パネル式」となって集約されています。
いろんなボタンが右側・左側・座席背面などと分散していると操作するのが大変なので、
この点だけでも大変評価が高くなります。
リクライニングとレッグレストは電動アシスト式で、まるで高級乗用車のような動きが楽しめます。
特にレッグレストは座面にかかる重量が消える(つまり座っている人が座席を離れる)と、自動的に
収納されるようになっています。
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「おお〜!スゲェ!」とリクライニングを倒したり起こしたり、レッグレストを上げ下げしていると・・・
エアラインのCAさんのような制服に身を包んだ女性が車内改札に来ました。
それと同時にドリンクのリクエストを聞いて回り、改札が終わるとすぐにドリンクサービスに廻ります。
彼女達は「ツインクルレディ」と呼ばれる車内パーサーで、長距離移動の時間を逆手に取って成功した「つばめレディ」に
倣ったサービスを展開させています。(実際、組織立ち上げから接客教育まで九州から「つばめレディ」を教官として
北海道に呼び寄せたらしいです)
ドリンクには暖かい「日本茶」をリクエスト。手渡す時に「熱いので列車の揺れにはお気をつけ下さい」と一言加えて、
手を添えて差し出してくるあたりは、さすがです。
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お茶も来たことだし、ここで晩ご飯にするとしましょう。
「スーパーおおぞら」でも車内販売のメニューが豊富で「積み込み弁当」などに思わず目移りしてしまいますが、
今晩は「帯広」駅で、帯広の名物を購入してきました。
駅のショッピングモールに出店している「ぶたはげ」の「ぶた丼」です。
その場で炭火でじっくり焼き上げた豚肉をご飯に乗せるので、まさに「できたてホカホカ」。
甘いタレが特徴の「ぶた丼」ですが、炭火で焼いた匂いがその甘さを中和するようで、最後の一口まで
飽きさせない、大変美味な逸品でした。
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