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「池田」駅では6分の乗り継ぎで、ふるさと銀河線からJR根室本線へ。
単行のディーゼルカーは釧路から延々走って来たキハ40型。
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長距離・長時間を走ってきた列車とは思えないほど車内は空いています。
私も余裕でボックス1区画を確保できました。
天井には・・・「冬のソナタ・ザ・ミュージカル」の広告! まだ“冬ソナブーム”は健在でしたか。
(と、笑い話のネタにしようと思っていたのですが、これが驚くことに満員御礼らしく、改めて流行の恐ろしさを
知りました。)
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さて、列車は「池田」を出ると「利別」「幕別」「稲士別」と停車して、駅名末字「別」のオンパレード。
車窓にほとんど明かりらしい明かりは見えず、ようやく遠くに「街らしいネオンが見えてきたなぁ」と思うと、
いきなり大都市の雰囲気で「帯広」に到着です。
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道内でも代表的な大都市「帯広」。
完全に高架化された2面4線の大きなホームには、エスカレーター・エレベーターを完備。
ずーっとローカル路線の中で移動してきたので、久々の近代的な雰囲気の駅に、ちょっと圧倒されてしまいました。
「釧路」から走ってきたこの列車、40分の停車の後に列車番号を変えてそのまま「芽室」まで走ります。
走行時間はなんと約4時間!! 北海道では3〜4時間を走破する普通列車は、あっちこっちの路線にゴロゴロ存在しています。
極めつけは「滝川」発「釧路」行の普通列車。その走行時間たるや約8時間!!
北海道の広さを改めて思い知らされますね。
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根室本線の特急は「スーパーおおぞら」号が主役ですが、
その運転間隔を埋めるように札幌−帯広間には「とかち」号が走っています。
「スーパーおおぞら」号と同じキハ283系が充てられている「とかち」号は「スーパーとかち」の愛称になっていますが、
「スーパーとかち」って聞くと、あの2階建てグリーン車を組み込んだリゾート風の特急列車を未だに連想してしまいます(^_^ゞ
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この「スーパーとかち」号も、JR北海道お得意の柔軟増結対応がなされた編成で組成されていました。
先頭車の前にさらに先頭車をくっ付けるという、編成美のカッコ悪さなんてお構いなしの
「座って下さい、実用本位!」で勝負のJR北海道です。
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次の乗り継ぎ列車はこの「スーパーとかち」号ではないので、列車を見送って改札の外に出てみました。
駅前はイルミネーションに彩られた幻想的な世界。
・・・・にしても歩いている人の少ないこと!! まだ宵の口ですよ?!
「時間があれば駅近くを、夜の散策でもしてみようかなぁ」と思っていたのですが、
氷結した丸い小さな雪玉がびゅーびゅー舞って、顔にビシビシ当たってくるというステキな天候でしたので
駅の中の土産物屋をブラブラして時間をつぶしてました。
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